30MMに物申す | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

「原作もないのに思い入れなんか湧かねーよ、誰が買うんだ?」

と、発売スタート直後にはそんな批判が目立った30MMシリーズも、今や立派な看板商品に昇華しましたね。継続は力なり。

 

一切の設定がない方が想像力を掻き立てると思うので(下手すれば1/144スケールという情報すら不粋に感じる)、ネット上でオリジナルストーリーを公開する人とかジャンジャン出てくるのかな?と思いきや、ほとんど見ませんね。

空間転移ゲートが現れて、そこから色んな異星人がやって来るといったストーリーが公式として展開されているようですが、俺ッチの脳内ではあのロボット群は企業や国家が競合して開発する戦争特需品という設定から始まっているので、星間抗争といった大スケールなお話は飛躍しすぎていると感じるのです。

…ここ、小馬鹿にしてもいいところですからね(笑)?

 

それはさておき、レヴェルノヴァを買いました。

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なかなか

なかなか遭遇できなかったので、この人は人気あるのかなーと思ったものですが、ガンプラに比べれば割と入手難易度が低いのも30MMシリーズの魅力です(笑)。

 

さっそく組んでみたけど、兄弟機みたいな設定のせいか、ガルドノヴァの外装ランナーの使い回しばっかで、残念ながらつまんないキットでした。

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異形感がある分、こっちを後に組んだ方がいいかも?

 

――で、本題。

30MMを組んでいて、毎回気になるのがココ。

肩から肘にかけての関節ですね。

=肘パーツの、上腕に嵌め込む軸、キツくないですか?

説明書通りに組み終えて、いざ動かそうとした時にここ=上腕軸を回そうとすると、何かが破損しそうでおっかないんですよ。

なので、軸をペーパーでつまんで、グルグル回して削る事で軸径を細くする作業を毎回やってます。KPSはなかなか削れない上に、ペーパーがすぐ目詰まりするのがなぁ…。

 

これと逆に、=胸部ブロックとの接続のボールは緩い。

このせいで、レヴェルノヴァの標準装備であるロングライフルも片腕では構えられません。手首のボールにも問題があるけど。

 

これらは多くの30MMキットに使われる、関節パーツ用のBランナーのパーツです。

メーカーとしても、これさえ作っておけば外装用のランナーを替えるだけで無限に新製品が作れるんだから、今後もBランナーの金型は酷使される事でしょう。

Bランナーは可動に関するキモとなるパーツを集約したものですから、調整を欠かさないで欲しいんですよね。

↑のようにキツキツな箇所があればユルユルな箇所もあるから、そこの均一化がどうにかできないかと。

まぁ、近年のあのメーカーの態度を見ていると、そんな手間&金が掛かる事なんかやらずに、作りっぱなしで次に行くと思いますが…。

 

30MMと言えば、特にC型ジョイントに始まる関節の緩さが問題点として挙げられますが、体感的にKPSは可動=回転させるより、抜き差しを繰り返す方が緩くなるように感じます。

1回パチッと嵌め込んだら、もう絶対に外さないくらいのつもりでいれば、もう少し関節の寿命が延びる……んじゃないかな(組み換え遊びがウリになってるシリーズでそりゃないだろとも思いますが…)?