『HG イナクト』の後ハメ~腕~ | Joon's blog

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唐突にプラモネタ。

HGイナクトの後ハメについてです。

 

イナクトの、肘の後ハメと言えば、

これが定番のようです。

ケガキ針やらタガネやらで、何度も何度も筋をなぞって切り離すんですが、地味に時間の掛かる作業です。これだけで20~30分くらい掛かりました…。

この曲線に高っけータガネを使う人って、スゲー勇気があるよなぁ。

俺ッチはケガキ針と『Mr.ラインチゼル』→0.15幅で頑張りましたが、こちらであっても、やはり曲線には向いてないというか、折れそうで怖いです。

 

↑はグリップ付きで、付属する歯の幅は0.3。でも、0.3ってパッとしないんですよね…。

『Mr.ラインチゼル』の真価は、0.2幅以下にあると思います。

替刃に関しては、同じ幅のタガネよりも遥かに安いので、多少強引に使える気軽さがあるのがいいんです。

↑のリンクから、替刃の幅は選択可能です。

先のグリップ付きが高いと感じる人は、ピンバイスで替刃をくわえるのも可能なので、こちらで試してみて使いやすそうに思ったら、グリップ付きの購入を検討してみてはいかがでしょ? ピンバイスって意外と重いので、ケガキ作業には向いてないかと思うんです。

 

…って、話が逸れましたが、あーだこーだで切り離した後の話。

仮組みしてみると、

これは切り離し作業全般に付いて回る問題で、どうしても切りしろの分だけスキマが開いてしまうんです。

直線であればスキマを限りなく少なくできるツールはあるんですが、曲線はどうすればいいんだろ?

 

一度目に付いてしまうとスゲー気になってしまうので、スキマを埋める作業を。

つっても、

0.3くらいのプラ板をスキマに挟むだけですが。

その前に、ある程度細切りにしたプラ板を、爪とかでしごいて、Rに馴染ませておきます。

↑の時点では、スチロール系の接着剤=セメントを点漬けして仮止めしてあります。粘度のある瞬間接着剤で固定しても良かったかな。

 

その後、切り離した円形パーツ等を外して、本体とプラ板の間に瞬着を流し込んで、完全に接着します。

↑の写真の状態で流し込み系の瞬着を使うと、他のパーツにまで流れ込みそうなので厳禁。

固定したら、はみ出した部分をニッパー等でカットしたり、ヤスリで削ったりして、

こんな感じに。

ここから仮組みをすれば、

スキマは、ほぼなくなります。

同様の後ハメ方法を採ってる人は多々いるようですが、この辺に関して言及されている記事ってなかなかないんですよねぇ。

わざわざ言うまでもなく、当然のごとく加工しているのかな?

ある程度は雑にやっても、本体側はプラ板でどうにかできるので、円形パーツの方をキレイに切り取る事を優先すれば、成功率は僅かながらも上がると思います。

 

パーツを両断して接着面や分割ラインを変更するのは、後ハメの定番手段の一つです。

…でもね~、筋に沿って、ケガキ針でチマチマとなぞってパーツを分割するのって嫌いなんですよ、時間ばかり掛かってじれったいし(笑)。

スキルアップというか、単なる経験値稼ぎくらいに手を動かしてみましたが、まぁそこそこ上手く行ったので良かった良かった。

まぁ、同じ事で悩んでいる人の一助になれば幸いです。

 

さぁ、次なる最大の鬼門は、ヘンな形のミサイルランチャーだ!