『魔法つかいプリキュア!』に……コラッ! | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

そろそろ中盤も過ぎた『魔法つかいプリキュア!』。
メッセージとかテーマも普遍的で、万人に分かりやすいお話は相変わらず好印象です。

…なんですが、ちょっとカチンと来る所があってですね…。
はーちゃん、甘やかしすぎじゃない?
大衆の中で魔法は使うなと、あれだけ念を押しているにも関わらず、はーちゃんは悪びれた様子もなく魔法を使います。
作劇的に言えば、お笑いで言うところの“フリ”に応えてるようなものなんですが(笑)。
けど、それに対して、みらい&リコ(モフルン)は何も言わないんですよ。

はーちゃんが砂糖と塩を間違えたお菓子を作った時も、はーちゃんが作ってくれたからというだけで盲目的にありがたがったり。
…そうじゃないでしょ?
ダメな時はダメ、違う時は違うと、ハッキリ否定をしなきゃ!
子供の行動全てを肯定してしまうような、親バカを通り越したバカ親が増殖しているという、まるで現代の世相を反映しているかのようです。
仲が良さそうに見えるけど、実はみらい&リコとはーちゃんの間には、“遠慮”という壁があるんだね。
親しき仲にも礼儀あり――このままでは『魔法つかいプリキュア!』で描かれる友情は、ただの仲良しごっこで終わってしまうという危惧を感じました。

あと、これは『ドキドキ!プリキュア』の時にも綴ったんですが、オープニングの歌詞、またやっちゃいましたね。
最初と最後に番組名が入ってるのがシリーズの通例であり、アニソンの伝統を守ってくれる最後の存在がプリキュアだったんですが、どうやらそれは俺ッチの思い込み、かつ、ただの偶然だったようです(笑)。
この辺は作詞家よりも、発注側に責任があるんだよな。喋る犬だの猫なんか出て来ねーだろと(笑)。

ついでに言うと、新エンディング、♪自由はステキといってもルールはあります お約束♪とか、♪宿題もスポーツも自分のちからで!♪というフレーズ、ここまで直接的に言っちゃうと単なる説教です(笑)。
プリキュアのオープニング&エンディングは、くどまゆさん&池田彩さんの頃が一番良かったなぁ…。

メインキャラがイマイチ不甲斐ないので、最近はサブキャラの勝木さんが面白いです。魔法使い、見つけられるといいね(笑)。