買った、『プリズナーNo.6』 | Joon's blog
- この作品について語られる時は、「オタクなら、これを見ろ!」と言った、いかにも「お前が知らない良い物を俺は知っているんだぜ、へへっ」的な、御存知口調で紹介されますが、それをさっ引いても面白いんです。
- 『エヴァンゲリオン』に影響を与えた作品、とも呼ばれますよね。
てなワケで買ってしまいました、『プリズナーNo.6』。
情報部を辞めた男が、何者かにより拉致られる。
着いた先は、小さな村。
そこは地理的な場所どころか、名前すら分からない。村の住民は番号で呼ばれ、男はNo.6と呼ばれるようになる。 - 村を管理するNo.2は、No.6が辞職に至った理由を引き出そうと執拗に迫る。
- だがNo.6は決して口を割ろうとせず、あの手この手で村からの脱出を試みる……といったストーリー。
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- こういうシチュエーションは、回を追うごとに、徐々に謎が解けていくのがセオリー。
- 謎が解けないままだとイチャモンをつけたがる連中が多いから、無理矢理にでもオチを着けるのが現代の作風ではないでしょうか。
- でも、敢えてハッキリさせず、曖昧なままにしておくのもミステリアスだし、何よりも自分だけの中で解釈する楽しみもあると思うんです。
- 本作がカルトっぽい人気があるのは、そういう点なんじゃないかな?
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- まぁ、僅かながらにも興味を持ってくれた未見の方々のために、あまり克明には語りませんが……とか言って、正直、少し難しいので断言口調では語れないんですよ(笑)。
- ただ確実に言えるのは、万人向けの作品ではないという事。古いだけでつまらないと思ってしまうような人には、全くオススメはしません。
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- 本作が作られたのは1967年。ほぼ半世紀前ですね。
DVDが出た当時も輪郭や発色等の良さに感心しましたが、今回はBlu-rayという事で、画質の美しさはそれ以上! フツーに驚けます。
本作のソフト化の際は、マスタリング作業が完璧に近いんでしょうね。
古い作品をわざわざソフト化するのは、後世に残す事でもあるんだから、それくらいの気概は持って欲しいものです。
余談ながら、本作を観た後、同時期に買った『スクール★ウォーズ』を見ましたが、画質に関しては、あまりの落差に愕然としました…。

