小学生の女の子を誘拐してた事件、犯人が捕まったようですね。
けど、正直、そこまで大騒ぎする事件なのかなーと思うんです。
せいぜい、TVの画面上部の速報で犯人逮捕の報を知らせればいいんじゃないの?と思いますが、NHKなんか『着信御礼!ケータイ大喜利』を中断してたくらいだもんな。ふざけんなよ。
犯人の部屋にアニメ関連のグッズを発見→「アニメ好きな連中は犯罪者予備軍!」と遠回しに、したり顔で言っちゃうようなコメンテーターの発言→一部のネット界隈(笑)で大荒れ……ワイドショー等で毎度お馴染み、この手の事件のお決まりパターンが見え始めていますね。。はいはい、そーだねって感じ。
かつては俺ッチも、そんな不勉強なコメンテーターの軽率な発言に憤りを感じたものですが、近年では否定も肯定もしません。
つーのも、(夜中にやってるような)不健全な作品が多いから。
まぁね、アニメも娯楽の一つだから色んなジャンルがあっても良いと思うんだけど、多すぎなだけでなく、表現の度が過ぎているんじゃないかと。
青少年健全育成条例云々の時にも綴りましたが、こういうタイミングで自重させるべきなんじゃないかな。まぁ、作り手も含め、アニメが好きでたまらない連中はノンポリみたいなモンだから、言うだけムダだろうけど。
作り手ばかりでなく、放送する前に試写や企画書等には必ず目を通すんだから、TV局に責任を問うてもいいかもしれない。
でもさー、こういう事件が起これば、とりあえずアニメと関連付けたがる意見は、常套句のようでウンザリするんだ。
犯人の趣味や嗜好がどれほどのレベルか分かんないけど、とりあえず世間が叩いてくれるために、警察も必死でアニメ関連のグッズを押収したがるんでしょうね。「ホラホラ、見て見て! コイツやっぱアニメ好きだった!」みたいな感じで。
“じゃぱにめーしょん”なんて言葉(←そろそろ死語か)や宮崎駿さんのおかげで、日本におけるアニメの地位が向上したように思えるけど、未だに“アニメ=犯罪助長”としたり顔で言えちゃうコメンテーターが絶滅していないって事は、まだまだアニメはマイナーな娯楽なんでしょうかね。
つーか、コメンテーターも“アニメ”と一括りに決めつけるのは不勉強だから、具体的に作品(の中の描写)を挙げられるくらいまでに見識を広めて欲しい。
仮に、犯人が重度のアニメ好きだったとして。
個人的に、アニメが好きな人は、そうでない人よりも想像(or妄想)力に富んでいると思うんだ。
自分の行動とその結果が想像できなかった時点で、お前は真のアニメファンになれなかった落伍者、もしくは病人だ。