AKBの握手会の事件。
メンバーが怪我を負った事は気の毒だけど、それ以上に、恐怖体験をした事の方が可哀想に思えます。
我々のような市井の民には想像も付かないような物事を見聞きしている芸能人とは言え、所詮は18だか19歳の女の子。社会的にはまだまだ子供です。
そんな子等が、誰かに嫌われるどころか、ほとんど縁もゆかりもない人間に殺意を向けられたんだから、今後の人生に何かしらの影響を残してしまうんじゃないかと、チト心配になります。
俺ッチも経験はありますが、芸能人と会ったり握手したりするのって、少なからず緊張するものだと思うんですよ。
だから、失礼がないように振る舞うのが当然というか、自然。
AKBの“友達感覚で会いに行けるアイドル”ってのは、言い方を変えれば、“オーラがないスター”。
それだけ身近と感じさせる反面、緊張も必要ないから無礼な真似もできるし、それが行きすぎて今回のような事件にさえ発展してしまった。
“いくらナメても怒られない芸能人”という横柄な気持ちで参加している連中も、今回の犯人の予備軍なので、心構えを改めるように!
…つーか、ああいう握手会とかで、本物を目の当たりにした時って、平常心を保てますか?
俺ッチは男ですから女性タレントを見る事が多かったけど、自分がこんなキレカワな人の視界に入ってると思うだけで脳内真っ白ですよ(笑)。
人間は本能的に美しいものに惹かれるものです。
ああいう場でタレントに無礼な真似ができる連中にはそれが分からない、いわば審美眼が備わっていない連中であり、そんな哀れな連中をお客として抱えてしまったのがAKBの不幸なのかもしれません。
どんな人間=お客であっても公平に接してやらなきゃいけないんだから、年端も行かないのにそれができる子は立派なものだよな。
余談ですが、握手中、よそ見をしながら「ありがとうございまーす」と声を掛けてくれた矢部美穂は最高だったぜバーロー。