観た、『仮面ライダー鎧武』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

始まりました、『仮面ライダー鎧武』。

“仮面ライダーがフルーツ?”とかどうとか、新聞やニュース程度のトピックはよそのサイトで読んでもらうとして。

とりあえず1話としては可も無く不可も無く、といったところですかね。
平成ライダーは特に、1年という長期間を通して一つの物語になっているワケですから、1話なんて序盤の序盤。
だから、たった1話だけ観た上で“面白い”or“面白くない”とジャッジするのは早合点の極みなのです。
多々の謎を徐々に明らかにしていくのが平成ライダーの定番なので、“分からない”とか“難しい”と感じるのは、自然な感想だと思いますがね。

キャストに関しては、贔屓にしている波岡一喜さんの起用が嬉しいですね。何となく謎担当キャラに向いてません(笑)?
他はあまりパッとしませんが、その辺も含め、今後どれだけ感情移入ができるようになるかが楽しみです。

最近の平成ライダーは、他のジャンルで実績のある人を登用する点が好印象です。
得てして、このテのジャンル作品は飛んだり跳ねたりが主な見どころになりがちですが、近年は変身前のイケメンちゃんのおかげで、ドラマ部分の比重が大きくなりました。
つまり、キチンとしたドラマを描かねばならない必然性が、否応なしに生まれてしまったという事ですね。
今作のメインを担当する虚淵玄とかいう人はアニメの世界で評価されているようですが、このテの実写ヒーロー作品を経験していない、つまり、まだ垢が付いていない人が書くという意味においては新鮮味があるし、期待もしています。
深夜アニメ作品の経験者だからって、女の子キャラにセクハラまがいの真似をするんじゃねーだろうな?という
ド偏見を抱きがちですが、その辺は荒川稔久より節度を持っていると思いたい(笑)。
余談ながら、荒川稔久は深夜に放送するような萌え(&エロ)アニメに向いてると思うんだけどなぁ。ネット&アニメ小僧に限りなく近い目線で書ける人だから、受けも良さそうだし。そのまま東映ヒーロー作品には戻って来んな。

…あとねぇ、これは製作者の方々の目に留まって欲しい要望なんですが、
効果音&音楽でセリフを消すな
と。
ドッカンドッカンやってる中で重要そうな事を喋っているようですが、サッパリ聞き取れない……って人、いません?
音楽や効果音を小さくするとか、大きな音を出す時にセリフを被せないようにするとか、もう少し配慮してくれよと。
さらに言うと、俳優はボイトレやら滑舌を良くするための努力をしているだろうけど、それを足蹴にしているようで失礼にすら感じます。
製作だけでなく、テレビ局の人も試写の段階で何も感じないのかなぁ。もう少し興味を持ってよ。

ここで俺ッチ的、平成ライダーあるあるを一つ。
第一印象がカッコ悪いと思えるライダーほど面白い
その逆の例としては、ズバ抜けて『キバ』ですかね(笑)。他にも、『響鬼』の後半とか『ウィザード』とか…。