観た、『味いちもんめ』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

♪ら~ら~、ららら~、ららら~、らーらら~♪
って事で、遅ればせながら『味いちもんめ』観ました。

ついに伊橋が独立?みたいな展開でしたが、ネタバレされても痛くもかゆくもないっつーか、予想通りのオチで(笑)安心しました。
ドーンと昇格はしなくても、一意専心の精神で自分の道を歩む姿が伊橋にはよく似合う。
なので、できれば伊橋にはずっと追い回しでいて欲しいくらいです。
現実にしなければ、夢はいつまでも追い続ける事ができるからね。

にしても、今作ではまたもTVの料理番組対決。
そもそも伊橋は前作で、産地偽装だか何だかの件で謝罪会見に出席し、良くないイメージで世間に顔と名前を知られてしまったのに、そんな人をバラエティ番組に登場させてしまうこの世界の番組スタッフは、どんだけ残酷なんだよ(笑)。

…あ、そーいや、今作ではシリーズ恒例である(はずの)、伊橋の土下座(懇願or謝罪)がなかったぞコラ!

ただ、今作は遊びの要素にカッチーン。
遊びのノリがバラエティ番組のそれと同等なのが、看板にホコリを付けてしまっている気がします。
近年では、バラエティでは番組内において、同局で放送する番組の宣伝をする風習が定着してきましたが、それだけでも図々しい話なのに、それをドラマの劇中でやってしまうんだから、何ですかこの節度のなさ。
例えば映画を観ている最中に別作品の予告編が挿入されていたら理不尽だし、頭にも来ます。
本作を観ている人は中居くん(が演じている伊橋という役)が好きかもしれないけど、SMAPまで好きとは限らないんだよ。こんなものはファンサービスとは言いません、悪質な悪ふざけです。こんな弊害が生じるなら、もうSMAPは解散してくれ。
水崎綾女さんが出てたのは良かったんだがね。

エンドクレジットでのNG集よろしく、端役にも見せ場を与えるカチンコ集には、一寸の虫にも五分の魂、小さな役(を演じる人々)に対する愛を感じますね。
そして、エンドクレジット後の重大発表も、色んな意味で衝撃的でした。実現すれば観に行くんだけどなぁ…。