先日公開された劇場場バスターズ&フォーゼの上映中、幾度となくあった観客のどよめきで、その最後に起こったそれは、『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の予告でした。
「うそー、ギャバンやるんだ?」
とか言っている男の子が近くにいましたが、そんな歳でギャバン知ってるのかいっ!と言いたいけど、まぁ、ゴーカイジャーとのタッグも記憶に新しいしね。
この調子で、来年あたり“ゴーバスターズvsシャリバン”とか安易な真似でもするのかなーと思いきや、まさかのギャバンで単独公開なんて、どんだけ恵まれた時代になったんだよと。
現代のTVで拝めるヒーローと言えば、スパ戦、ライダー、ウルトラマン。
けど、宇宙刑事(つーかメタルヒーロー)は、これらのどれにも当てはまらないデザインなので、子供にも受けそうだと思うんですがね(余談ながら、あそこまで激しい電飾仕込みのスーツって、近年だとファイズ&カイザが最後だと思うんだけど)。
今のところ知り得る前情報での話ですが、極力オリジナルを尊重しようとする姿勢が見えるのが良いですね。
たとえ年老いているとしても、ギャバン=一条寺烈=大葉健二さんや、コム長官=西沢利明さん(!)らの起用のみならず、オリジナル版の主題歌も使うってんだから最高です。
やっぱね~、ヒーロー作品は主題歌も作品の一部なんだよね。
だからこそか、予告編で♪ギャバ~ン、あばよな~みだ~♪とか聞いちゃうと、条件反射のごとく泣けちゃいますよ(笑)。
現代に作られる作品だから、今風なアレンジ版を作らなきゃならないのは分かるんだけど、やっぱ元祖には敵わないからオリジナル版の力を借りるんでしょう。その顕著な例が近年の『電人ザボーガー』で、オッサンならオリジナル版の歌が流れるだけで燃え泣きするんじゃないかと(←俺ッチだけか)。
オリジナル版をリアルタイムで観た経験がない若い人は、「古い方の歌はダセーな~」とか思っちゃうのかなぁ?
予告を見る限りでは、アクションにも期待。
近年ではほとんど見る事がない、超高所(特にビル)からの飛び降りは宇宙刑事の醍醐味!
本編の監督は金田治さんですが、この人は当時の宇宙刑事シリーズではアクション監督を担当していたんだよね。後付けの小細工ではない、体を張った泥臭い昭和アクションをバンバン見せて欲しいところです。
ギャバンだけでなく、後輩宇宙刑事の2人が出るのも嬉しいですね。ホントはシークレット扱いにしてくれると良かったんだけど…。
初代たる烈が出るなら、電や大ちゃんも出て欲しいところ(まぁ、後者は代役確定ですが…)。
ここで、あって欲しい続編への期待(という名の妄想)を述べると、アニーを出すなら武田梨奈さん以外にいないでしょ! これは多くの同意を得られると思うんだけど……どーでしょ?
…とまぁ、『ギャバン THE MOVIE』への期待を述べたけど、この流れで復活をして欲しいのは、いわゆるレスキューポリスシリーズ。
つまり、ウィンスペクター、ソルブレイン、エクシードラフトの3作品。3チームの揃い踏みは実現しなかったので、20年越しのリベンジ(?)、して欲しいなぁ…。