観てきた、『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE』 | Joon's blog

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『特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE』を観てきました。


去年は例年になくスパ戦贔屓で、ようやく豪華と呼べるレベルのスパ戦映画が堪能できました。
その反動か、『ゴーバスターズ』は実に地味な作り。
ストーリーが複雑なだけでなく、各回のドラマ性を重んじ、敢えて派手な演出を抑えているようにも見えます。要は子供に媚びてないんだよね。

いつになっても、夏のスパ戦映画は、ライダーの前座的ポジションにあるのは悲しいですね。
どうせ夏のライダー映画はディレクターズカット版DVDが出るんだから、スパ戦を10分長くしてくれよと。
尺もないから、任務一辺倒になってしまい、ドラマ性が希薄になっちゃうのが残念なんだよね。ウイークポイントはあんまウケてないみたいだから(笑)、そっちをオミットして、各キャラの見せ場を増やして欲しい…。

東京タワー……もとい、東京エネタワーは隠れた主役ですね。ここでのアクションが実に燃える!
クライマックス、メタロイドにとどめを刺すシーンは、ベタではあるけど(笑)周囲の観客も少々どよめいていたし。
スパ戦は、ロボ戦より等身大のアクションに魅力がある事に早く気付いて欲しい! 特にバンダイに。

劇場版と言えばゲストにも注目したいところですが……なにしろ声の出演だけなんだから、そりゃ注はできないわな。
ゲストはたった一人、かつ声だけ。ヘタすりゃ『シンケンジャー』よりヒドいじゃない(笑)。去年のゴージャスさを恨みたくなるくらい。
余談ながら、エネたんは男属性の方が良かったなぁ。辻希美さんは少年役がハマると思うんだけど。

ところで、最近、ヨーコがようやく可愛いと思えるようになってきました。
個人的なスパ戦の常として、番組開始時には「今年の女性隊員は、パッとしないな…」と感じてしまった1stインプレッションが、番組を終える1年後にはスゲー可愛く見えるというケースが多い。…ノンノン、これは単なる“慣れ”ではありませんよ、ムッシュー?
1年という長い時間、かつ出ずっぱりであれば、必ずキャラの魅力は出てくるし、それに追随して演じている女優さんも輝いて見えてくるものです。
そんなだから、今では七海とかモネとか、チョー好き♪
逆に、アイムは最後の最後まで可愛いと思えなかったな…。