AGEの妄想 part2 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

否定こそが美しいとされるネット社会では大不評な『AGE』。
アセム編で少しは挽回したんじゃないかと思うんですが、肯定派の俺ッチも、キオ編に入ってからの展開については肩を持てません…。

キオ編に入ってからの新エピソードが、あんま盛り上がらないんだよね。
シャナロアさんの件についても時期尚早な気がするし、OPを見る限りゼハートと対決するのはキオっぽいし(親の因縁を子供が背負い込むなんて…)、何より今日び宇宙海賊ですよ? あの有名な漫画はさておき、ジャック・スパロウとか派手に行く戦隊とか、海賊ブームは去年で終了したんじゃないのかよと。
まぁ、今はガマンの時というか、第4クールで全てを総括するような展開に至って欲しいです。 

AGE-2は一応登場するも、何、あの『SEED』以上に恥ずかしい海賊ウェア。「こことここにドクロのマークを付けてもらって…」みたいな発注を受けた上でのデザインなんでしょうがね。
あんなダサいのはどーでもいいから、ウロッゾのプラモ出して欲しいんだよぅ。欲を言えば、クランシェとアデルMk-Ⅱも…。

…そんなフラストレーションが募り、前回に続きチョーシこいて、俺ッチ的AGE妄想劇場第3世代編のプロットを考えてみました。
本編よりつまんねぇぞという意見は受け付けますが、あくまで妄想ストーリーゆえ、確実に映像化されないものなのでホドホドに…。



地球連邦軍とヴェイガンの最終決戦(→アセム編での最終決戦)は両軍の痛み分けに終わり、決着は付かないまま23年が経過した。

軍を去ったアセムとアリーサは、地球から最も離れたコロニーへ逃げ延びる。
結ばれた2人には息子キオが誕生し、隠遁生活の中、3人はささやかながらも幸せな日々を送っていた。

しかし、全滅には至らなかったヴェイガンの侵攻は未だ続き、アセムらが住む僻地のコロニーにも攻めてくる。
その都度アセムは応戦するが、まともな修理もできないAGE-2は限界に近付いていた。
そんな状況を打破すべく、キオの教育も兼ねて、アセムは“生き抜くための力”となるAGE-3の設計を進めていた。
AGEシステム(正確にはAGEビルダー)がなければAGE-3は完成しない。かと言って、軍に戻れば厳罰を受ける(&妻子にも迷惑が及ぶ)だけでなく、非情な父フリットと顔を合わせる事になる…。

そんな中、アセムの元に、ある場所に来いというメールが入る。
不審に思いながら行ってみると、そこにはAGEビルダーと一人の男が。
その男はかつてヴェイガンへの個人的な復讐を果たすため、軍を私的に利用した罪で投獄されていたグルーデックだった。
仇敵ヴェイガン(の一部)を壊滅に至らしめた(→フリット編の最終決戦)グルーデックを支持する者は多く、地球を救った英雄に厳罰を処する連邦の理不尽さに異議を唱える者も増えだした。そんな同士が集まり、ヴェイガンの全滅と連邦の転覆を目的とする第三勢力が発足。軍内にいる協力者のおかげでグルーデックは脱獄に成功し、第三勢力のリーダーに就いた。AGEビルダーは、第三勢力のメンバーが地球軍から強奪してきたのだ。

設計通りにAGE-3を完成させるが、思っていたような性能を発揮できずヤキモキするアセムの前にディケが現れる。ディケは、AGEシステムの扱いに長けている人材として、第三勢力に強引に連行されたと言う。
しかし、ディケがやって来た理由はそれだけではなかった。
AGEシステムがある所はにガンダムが、そしてアセムがいると睨んだフリットは、自分が考えたAGE-3の設計図をアセムに託そうとする。そんなフリットの深意を汲んだディケは、自ら第三勢力への潜入を買って出たのだ。そしてアリーサとの再会や、アセムやキオとの関係にも悲喜こもごも(笑)。

フリットの設計図にアセムとキオの思想を加えて完成したAGE-3は、3機が合体してMSになるという仕様で、これにはキオの思いが色濃く反映されていた。
常々、父と祖父の確執に心を痛めているキオは、3機目のパイロットには祖父=フリットしかいないと断言する。AGE-3が合体するように、一家の心が一つになれば、と願うキオの心に打たれたアセムは心を決める…。


――といった感じ。完全にアセム贔屓ですね(笑)。
他に、グルーデックの腹心となったラーガンと、連邦を辞められないウルフの老兵対決ってアイデアもあるんですが、これは座興として。
ヴェイガンとの絡みはサッパリ考えていませんが、和解で決着を付けたいところです。TV版も、なるべく死人を出す事なく、温かみのある終わり方をして欲しいな。