100ミリの装甲だ!そんなもんじゃビクともしないぜ!!
赤いストロングバックスでフィアナさんのガトリングを跳ね返す!!
主人公キリコをタイマンでボコッたフィーさんを同じくタイマンでヒヤッハーしながら追い詰めるバトリングのならず者、大方の人がシェファードさんをそう捕らえているんじゃないかと思います。
違う!そうじゃないんだ!
今回はせっかくコンペで赤いストロングバックスを提出したのでその搭乗者であるシェファードさんについて語りたいと思います。
初登場は第4話バトリングです。

バトリング会場の選手控え室で「原隊は!階級は!!」なんて言いながらキリコに詰め寄るボモー(cv鈴木清信 画像左の水色の耐圧服を着た奴)を「やめろ大人げねぇ、若いの、バトリングは危険なゲームだ,互いに相手の手の内を知っておきたいだけなのさ。」となだめるシェーファードさん(cv長堀芳夫 画像右のヒゲの人)。
この時のシェファードさんは落ちいて場の空気を収める、大人の雰囲気をまとった好人物に描かれています。
ところが
2回目に登場した時に変化が訪れます。
それは第12話「絆」の時です。
キリコとフィアナの逃亡を阻止しようとイスクイ署長とボローはウドのバトリングの選手を集めます。
その中にシェファードさんがいました。

奥の男がイスクイ達の説明を聞いて「キリコの噂は前から聞いていた。」と言ったのに対しウィスキーらしきボトル瓶をグっと飲み干し、「奴とは一度ヤリあいてぇと思っていたところよ!」とアレレ?なご発言。
顔つきもなんだか凶悪です。
第4話でのことはすっかりお忘れになったのか立派なヒャッハーなゴロツキになってまして声までも(多分二又一成?)変わってらっしゃいます。
これは製作陣のポカじゃなく、多分高度なアルコール中毒で飲酒していない時は普通であっても飲酒したとたん人が変わる、というのを表現している、と脳内補完。変わりすぎだとは思うがw
そんなこんなで他のゴロツキさん達と一緒にキリコ・フィアナ組を追い込むことになったシェファードさん。

いきなり銃撃を仕掛けて待ち伏せしていた他のAT乗りに「ちぇ!ヘタな射撃でぶち壊しやがって!」なんて悪態をつかれてしまいます。

その後なんじゃかんじゃでうまいことゴロツキさん達の誘導でキリコと分断されたフィーさんとタイマンに持ち込むシェファードさん。

調子こいてアームパンチを叩きこむシェファードさん!
しかしフィーさんも反撃にでます。

右腕ガトリングをバッカスの腹に撃ち込むフィーさん!

そしてかの有名なセリフ!
100ミリの装甲だ!そんなもんじゃビクともしないぜ!!
がでてくるわけですが・・・・
このセリフのおかげでちょっとした波紋がひろがったわけですがその話は後ほど。
その後他のATと戦っていたキリコ機がきまして

フィーさんのピンチを救います。

そして奈落の底へ・・・・・・

生きていらっしゃるといいですね。
で、100ミリの装甲だ!て話なんですが果たしてストロングバックスは皆100ミリの装甲なんだろうか?
全身100ミリのはずがない→腹部分の追加装甲が100ミリなのだろう、とノモケンさんはやまとの1/12バックスをわざわざ100ミリで再現したそうですが・・。
実はフィーさんのピンチを救う前のキリコもバックスタイプのATとやり合ってます。

ところがコイツ↑

アームパンチ3発でご臨終でした。

良く見るとイスクイの説明時にシェファードさんと一緒にいたオッサンですwバックス乗り仲間なんですかね。
アームパンチの破壊力もなんだか場面、場面で違うんで(ちなみにシェファードさんは2、3発フィーさんに当ててます)細かいことはわかりませんが、こうして検証してみるとシェファードさんのATが特別に腹部分をカスマイズしてるのでは?とも思ってしまいますが、まぁ今となっては・・・・。
で、なんか記述はないかなと色々資料本を漁ってみたら当然というか、あんましシェファードさんについての記述はそんなに存在しませんでしたが、ちょっと抜粋します。おもにストロングバックス欄のとこですが・・。
「格闘戦のための装甲強化型カスタムとして設定されたため、中にはシェファードの搭乗する装甲厚100mmという機体も登場した。」
この本ではバックスの最大装甲厚25ミリとあり、シェファードさんのだけカスタマイズされてるニュアンスですね。
次にAT完全設定資料集に井上さんのお言葉があり、それを抜粋します。
「~作中で100ミリの装甲といってる選手もいますが、これはハッタリですね。体型が変わっちゃいますよねぇ。例の実物大スコープドッグは2センチの鉄板で作ってるそうですが、ものすごく重くなってますから。」
しぇ・・シェファードさん・・・・。