1 ATM-09ST SCOPE DOG for CHIRICO
キリコ用スコープドッグ
組み立て説明図


さて今回よりいよいよ中身のモデルをご紹介いたします。
最初は①キリコ用スコープドッグです。最低野郎にはRSCと言った方が通りがいいかもですね。
組み立て説明図の右端の上下にATの画と数字が描かれてますがパッケージの丸い穴からこの部分が見え、中のモデルがなにかわかる仕様になっております。
ビッグワンガムを買い慣れている方ならおなじみですね。
次にランナー構成です。
ランナー

ランナーを眺めてみると150円のガムのおまけなのに3色に色分けされた4ランナーで構成されていて、すごく豪華ですね。
脚部構造

脚部の部品構成です。ここだけ見ても当時200円のユニオン1/60、300円のタカラ1/48モデルよりも可動箇所が多く、優れているのがお分かりいただけると思います。
すごくこだわりのある設計者がいたんでしょうね。ただ、稼動箇所が多い割には可動範囲は狭い、というおまけつきですが当時のロボットプラモはどれもそんなもんでした。
ボディ内部及び腕部構成

ボディはごらんのようにざっくり前後2パーツで構成されていまして文字通りのモナカ仕様です。コクピットを削ったのはしょうがないとしても頭部と腰回転、腰装甲版が全て固定されているのでポーズ付けが困難です。
腕部もヒジは90度ほど曲がりますが肩アーマーのせいで肩はそんなに開きません。
ちなみに私は固定パーツを装着しないで取り外し可能なようにしております。
右拳は装着ピンのひとつを切り飛ばしヘヴィマシンガンの後付けを可能にしております。
素タコ

左腕のピンと腰装甲版のピンを切り飛ばせばRSC→STに変更可能ですが、もう後戻りはできないのでなかなか勇気がいります。
もちろん私はしておりませんw
しかしかなりプロポーシンがいいですね。
昨今発売された洗練されているはずのモデル達と比べても全然遜色がないレヴェルの造形だと思います。
RSC装備

肩に装備するミサイルランチャーがちょっと小さい&短い感あり、ですがそれぞれ良く雰囲気はでてると思います。
RSC装備 装着


立派なRSCになりました!せっかく銀色のランナーがあるのでカメラも別パーツなら銀にしていただいた方がより雰囲気がでたと思うと少し残念です。
・・しかしこうして見てるとついつい色を塗りたくなる衝動が・・・・w
改造

ヒザはご覧の通りの曲げ幅しかありません。
本当に可動範囲が狭すぎるので

ヒザ裏を3ミリ程度切り広げてみました。
これでいくらかは曲がるようになりました。
ブンドドしてみる


それでもやっぱし頭・腰回転しない、腰装甲版動かないではあましかっちょよいポーズがつけれませんorz
恒例 似たような大きさのタコと並べて見よう!

AGのRSCと。カバヤタコの方が大きいですね。
AGは1/48です。
カバヤタコは計測してみますと8.8ミリ(アンテナ含まず)ほどでしたのでタコが3.8Mですから大体1/43ほどです。1/42のミニカーとかだと組み合わせられそうですね。
新旧食玩対決!!!

バンダイの食玩と。
負けてない!負けてないぞカバヤ!!!
もちろん色分けや可動箇所、細かいディティールなどは一歩引く部分もあるかもだけど、プロポーションはむしろ勝ってるのでは!?
30年前の商品なのに並べて見るとよくわかる!超カッコイイよカバヤタコ!!!
それにしてもとても満足度の高い商品ですね。150円でこれほどとは・・・。
ヤフオクなどでも高い値段で取引されているのがわかるような気がします。
いやぁ~ついに作っちゃったw
ずいぶん寝かせてたんですが懐かしかったりなんだりでものすごく楽しかったですww
というわけで今回は何体か紹介しようと思っておりまっしたがRSCだけで終了です。
次回へ続きます。