ボトムズガム 第1回 パッケージ | ボトキチブログ

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さて、(くどいようだが)今年はボトムズ30周年である。
当ブログでもなにか記念碑的な記事をいくつか考えていましてぇ~。
その一つボトムズコンペはなんとかカタチになりそうだけど(どなたかTOY部門とデジラマ部門投稿よろしくお願いします!)なかなか頭のなかでやろう、やろうとしてたことができなくて・・・
で、そのうちの一つがボトムズガムです。
放映当初からの古参兵の最低野郎のなかではもはや伝説と化した1品です。
 
そも!ボトムズガムとはなんぞや?
 
というとこからいきたいと思いますがその前にはまずカバヤ ビッグワンガムのお話をしなくてはなりません。(興味ない人は飛ばしてヨシ!)
ビッグワンガムは1978年に100円の、当時としては精巧なプラモの食玩として発売されてます。
ビッグワンガムとはガムとプラモデル(軟質素材)がセットになった所謂食玩形式でカバヤより発売された商品です。
それまでも駄菓子屋的100円プラモなどはありました。
それらアオシマのスナップフィットもの、接着剤使用のバンダイのヤマトのメカコレやスケールものとは違い、なんとスーパーや雑貨やさんのお菓子コーナーがメインの売り場でした。
買ってきてガム食べながら作るのを楽しむ、といったコンセプトの商品でスナップフィットですのでカッターやニッパーなどがあれば子供でもすぐ作れてしまうものでした。
ラインナップは戦闘機や戦艦、スポーツカーやバイクに重機といったあくまで現存する機械のモデルで食玩としては精巧に出来ていまして組み立てれる楽しさと完成した時の精巧さギミックを楽しめることができます。
その後150円に値上げして発売されたデラックスビッグワンガムではメッキパーツやクリアーパーツが付くまさにデラックスなものでした。
そして空前のガンプラブームが発生し、その後に続くリアルアニメロボブームの中でカバヤが発売したものがダグラムガムでした。値段はDXビッグワンガムと同じ150円でしたが各部間接が稼動しパーツも色分けされていて、さらにシールまで付属する豪華なものでした。
カバヤ初の組み立てロボットの食玩でしたがそこそこ出来も良く、8種類ほどのモデルが発売されたようです。
そして、いよいよ後番組であるボトムズの商品が発売されます。
それが今回よりご紹介するボトムズガムです。
 
いよいよ本題!
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ボトムズガムは昨今の食玩のようにブラインド形式ではなく、ビッグワンガムシリーズと同様、細長い箱に覗き穴があり、そこで箱の中身の商品がわかるようになっております。
 
発売時期が不明ですがデュアルマガジン第6号(1983年9月30日発行)に宣伝記事が掲載されてました。
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次に第7号(1983年12月20日発行)にボトムズグッッズレビューとして記事が掲載されてます。
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記事中に「レッドショルダーやラウンドムーバータイプ(しかもピストル付き)などプラモにないものまで出ているのがウレシイね。」の一文がwww
 
最後に第9号(1984年6月20日発行)の表紙裏のカバヤの宣伝記事です。
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ストライクドッグが箱絵の第3弾の宣伝記事です。
今回デュアルマガジンをひっくり返して創刊号からチェックしてみたんですがそれまでの表紙裏はほとんどビッグワンガムだったので「やっとカラーかよ」という気持ちです。しかし半分だけ!もう半分はもちろんビッグワンガムでした・・。
ちなみにダグラムガムも1度表紙裏でカラー宣伝してましたがダグラムガムの方はまるまる1ページ使っている贅沢なものでした・・。
 
さてそれではいよいよ各ボックアートをみてみましょう。
まずは第一段のスコープドッグです。
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これは惚れ惚れするほど素晴らしいボックスアートです。
サインは大河原先生のものでガワラスキーならしびれること間違いないでしょう。
さすが油の乗り切ったときのデザイン画でしばらく眺めていても全然飽きることはありません!
実はよ~くみてみるとスコタコのディテールが設定とチマチマと違うことに気づくはずです。
その最たるものはふくらはぎの3本スリットです。
TV版設定のただ縦長の穴が3本斜めに並んでいるのではなく鉄板をグイっと押し開けた体になっているのがおわかりになるでしょうか?
近年のOVAペールゼンファイルズ版のスコタコとも違うなんとも説得力のある(PF版のディテールだと排気できないもんね)カンジでカッコいいです!大河原先生が「あそこのスリットは凹ではなく・・」といった発言をされてましたがこういうカタチにして欲しかったんだなぁと妙に納得してしまいました。いつかこのディテールのタコを作ってみたいものであります!
 
実はこの第1弾のパッケージですが2種類存在します。
箱裏の商品ラインナップの部分なんですが
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イラストになっているものと商品写真になっているものが存在します。
多分イラストが前期で商品写真が後期のものなのでしょう。きっと商品見本写真が間に合わなかったんでしょうね。
それにしてもそれだけで2版もつくるとはカバヤも豪気なものよ、ふふふ
 
次に第2弾のボックスアートです。
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第1弾のものに「NEW AT登場」の文字が付き、箱裏のラインナップ表にイラストでストライクドッグとベルゼルガが追加表記されています。
 
第3弾のボックスアートです。
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背景が赤くなりました。
ストライクドッグはもちろん大河原先生の手によるものです。
ちょっとボトムズガムのロゴが大きすぎてせっかくのイラストの頭が切れているのがもったいないですね。
ラインナップがマーシィドッグ、スナッピングタートル、ファッティーが増えました。
 
最後に第4弾のボックスアートです。
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ボックスアードなのですがなぜか大河原先生のではなくなってしまいました。
他の方のサインがしてあり、良くはわからないのですがタカラSAKのストライクドッグの画風に似ているような・・。
ラインナップはラビドリードッグとツヴァークが増えて堂々の12種類のATが揃う、素晴らしい食玩になりました。
発売されてないのがスタンディングタートル、スタンデイングトータスmk2、ベルゼルガDTだけ、という・・・ま、スタンディングタートルはスナッピングタートルがあるから造形的にあと2種類、後2種類でTVシリーズが揃っちゃうというすごいシリーズなのです!
 
さて、今回はボトムズガムレビュー第一回としてとりあえずパッケージの紹介のみです。
パケッージの写真と商品背景と説明だけで一つの記事になっちゃうのがすごいことですね。
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■あとがき
こ、今回はかなり思いっきりました・・・。
というのもラビの箱以外全て未開封品でしたので・・・・。
やっぱしコレクターとしては未開封品も手元に置いておきたいものです。
転売するとかじゃなくてね、眺めてたいじゃないですか!変?変だよなぁ~やっぱしw
でてきたガムは・・・・グレープ味と書いてございましたw
 
という訳で次回からはいよいよ中身の紹介をいたしますが多分ますます文章がくどくなると思われます・・。
 

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ただ今絶賛参加受付中です。お気軽にどうぞ~
 
てかTOY部門・デジラマ部門が全然いないんでエントリーよろしくお願いします!!