動くときに脱力しようとしちゃ駄目! | アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記

アレクサンダー・テクニーク教師の骨折日記

名古屋市でアレクサンダー・テクニークを教えています。交通事故に遭い骨折してしまいました。アレクサンダー・テクニークがどれ程リハビリに有効か身をもって実感!
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「動くときに力が入ってしまって、脱力できないんです」

という生徒さんが多くいます。

そんな生徒さんには

「脱力しようとしないでください。脱力するときは命尽きた時だけですから。」

と私は言います。

 

”動くこと” と ”脱力すること” は真逆です。完全に矛盾したことを同時にしようとしたら、からだは混乱して緊張してしまうんです。

動くときには力が入って良いんです。

ここで、

”力が入ること” と ”力んでいること” はやっぱり真逆です。

力が入ること:筋肉に張りがある状態。動きによって筋肉が伸びたり縮んだりできる状態。呼吸が楽にできる状態。

力んでいる:筋肉が凝り固まっている状態。動きに合わせて筋肉は動けない状態。呼吸が止まっているような状態。

 

アレクサンダーテクニークでは、動きに合わせて力が入って、自由に楽に動けるからだを目指しています。

そんなからだになる為に、正しく動く方法を学んでいきます。

 

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