「動くときに力が入ってしまって、脱力できないんです」
という生徒さんが多くいます。
そんな生徒さんには
「脱力しようとしないでください。脱力するときは命尽きた時だけですから。」
と私は言います。
”動くこと” と ”脱力すること” は真逆です。完全に矛盾したことを同時にしようとしたら、からだは混乱して緊張してしまうんです。
動くときには力が入って良いんです。
ここで、
”力が入ること” と ”力んでいること” はやっぱり真逆です。
力が入ること:筋肉に張りがある状態。動きによって筋肉が伸びたり縮んだりできる状態。呼吸が楽にできる状態。
力んでいる:筋肉が凝り固まっている状態。動きに合わせて筋肉は動けない状態。呼吸が止まっているような状態。
アレクサンダーテクニークでは、動きに合わせて力が入って、自由に楽に動けるからだを目指しています。
そんなからだになる為に、正しく動く方法を学んでいきます。
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