アジアカップ
アジアカップ決勝
昨晩の試合は興奮しました。
昨日は土曜日なのでもちろん仕事をしていたのですが
サッカーフリーカーのPは
試合が気になって仕方がありませんでした・・・
ですが仕事となれば仕方がない
試合はあきらめようと思っていたのです。
そんな中試合が始まる深夜12時ごろには
先斗町はゴーストタウンと化していました・・・
皆様ぞろぞろとお帰りになり
あっという間に誰もいなくなりました。
よこしまな考えがPを襲います。
悪魔P「もう閉めちゃえよ。」
天使P「駄目だよ。最後までやらないと。」
こんな日でも来てくださるお客様がいるかもしれない・・・
閉店時間までキチンと仕事をしよう。
その後あまり急がしくはならなかったのですが
常連のお客様が来てくださりました。
忙しくない状況ですので片付けもスムーズに進み
いつもより比較的はやく終わりました。
どっちが勝ったんだろうか?
と考えている時
スタッフ I が「延長みたいですよ」
「今から走ったら間に合うんじゃないですか」
Pは燃えました。
己のコスモを燃やしました。
ダッシュで着替え木屋町を疾走する朴・・・
どこかサッカーが見れる場所
必死に走りながら考えていたのですが
どこも一杯で入れないんじゃないのか
不安がよぎります・・・
でもあきらめない朴は全力で走りました・・・
そのとき目に入った新しくオープンしたパブ
一度も行ったことがないのですが
入り口に目をやると人が一杯です。
やっぱり無理なのか・・・
諦めて帰ろうと思った。その時
そこのオーナーさんがたまたま外に出てきはったのです。
僕の事を見て
「入ってくださいよ。」と
チケットも何も持っていないPを暖かく迎えいれてくれたのです。
(イベントがあるときはアイリッシュパブやスポーツバー等のお店は
入場の制限をするためだいたいチケット制になっているのです)
嬉しい気持ちを抱えながらお店に入ると
やばい。すごい雰囲気です。
興奮してすぐに画面を探しました。
ですがなんと僕の位置からは全く見えないじゃないか~
必死に首を伸ばして画面を見ている朴に
「みんな道あけてあげて」「もっとおくに行けばいい席あるよ」と
先ほどのオーナーが声をかけてくれたのです。
朴はめちゃくちゃ嬉しかったです。
進むとちょうど注文カウンターの前の席になり
ギネスを注文しました。
画面を見ながらギネスを待っているその時
李選手が見事な決勝ゴールが決まりました。
サポーターの歓喜の声、祝杯のギネスを一気に飲み干すP、
最高の瞬間でした。
終了に向う試合を見ながら
感慨深くお酒を飲んでいました・・・
決勝点を決めた李選手は僕と同じ境遇の人間です。
彼の韓国戦でのインタビューや自身のブログ、試合に出れてない状況等
様々なバックヤードを知って感じていたPは
自分に起こった出来事や今日の自分の心の在りように
照らし合わせて考えると
とても素敵なものを感じていました・・・
それは僕の文才ではとても現せれないようなものです・・・
長々と私事な事を書いてしまい
何故かちょっと恥ずかしいです。
昨日もちろん飲みすぎてしまった
ちょっとだけ二日酔いのPなのでした。
いや~ しかし 昨日の酒は最高だったな。
トマーチン12年
新入荷のご案内
オフィシャルのものになるのですが・・・
以前から当店のスタンダートのラインナップに
加えようかと悩んでいました。
ここ最近
お客様にありますか?と尋ねられる事が多く
今回置くことを決意しました。
トマーチン12年 Tomatin12
トマーチンとはゲール語で「ネズの木の茂る丘」の意味
(ゲール語とはアイルランドやスコットランドのケルト民族の古い言葉です)
トマーチンはスコットランド、インヴァネス南にある蒸留所で
蒸留所が所在する村の名前でもあります。
同名のブレンデッド・スコッチウイスキーもあるのですが
今回はシングルモルトウイスキーの紹介です。
1986年
トマーチン蒸留所は
日本企業が買収した最初の蒸留所として有名です。
またウイスキー製造の規模としては
スコットランドの中でも最大級と言われています。
そのためか
(規模が大きい事が災いしたのか?)
ウイスキー不況と呼ばれた1980年代に経営の危機にさらされました。
そのとき買収したのが日本の宝酒造でした。
生産量が多かったので
ウイスキービジネスの黄金時代には、数々のブレンデッドに重宝され
様々な銘柄の原酒として用いられていたようです。
スパイシーで麦芽由来の甘い風味かすかなピートも感じるバランスの良さを感じる銘酒です。
BAR ATLANTIS
京都市中京区四条先斗町上がる松本町161
TEL 075-241-1621
グレンリベット
お久しぶりのチーフです。
たまには真面目にウイスキーの紹介です。
「ザ・グレンリベット」
スコッチウイスキーの製造が禁止されていた19世紀
時の国王ジョージ4世に認められ
政府公認第1号のスコッチウイスキー蒸留所になったのが
このグレンリベットでした。
しかし「密造者の谷」で一人だけ政府公認となったので
裏切者とされ、命を狙われ続けます。
そんな逆行を乗り越え
グレンリベットはモルトウイスキーの代名詞といわれるようになります。
ですが、今度はその名声にあやかろうと皆が「グレンリベット」を名乗りはじめます。
その中にはあの
有名な「マッカラン」も含まれます。
その後、裁判でグレンリベットは勝訴し
定冠詞をつけて「ザ・グレンリベット」と名乗るようになります。
ザ・グレンリベット 12Y 40%
BAR ATLANTIS
京都市中京区四条先斗町上がる松本町161
TEL 075-241-1621
