「『考えるな』というやり方でだけ〈考えろ〉!」という難問珍問に挑む | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

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文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

*頓珍漢な東洋思想的な闘いを続けざるを得ない

うーん、やっぱり、空き時間をぐだぐに過ごしてしまう。

でも、どうしようかと考え悩んだ分、早朝、の寝床で夢うつつな中、色々なアイデアが浮かんでくる。

(無意識くん、偉いぞ!) 

慌てて、携帯のメモアプリに書き込んだ。

 

それは、おそらく、坂崎かおるさんの「ビルを鳴らして」の構成・構造を分析読みした、おかげだな。

その構成・構造が、浮かんだアイデアへ反証となって、ダメな箇所、考えるべき箇所を照らしてくれているみたいだから。

 

また、全然、違う角度からだが、

頭のどこかで、今回の戯曲がなぜ描きやすかったか、を考え合わせている。

 

すると、この二つの気づきが協働・融合した結果、思わぬ副作用が生まれいると思う。

 

「どう物語を書くか」を考えると、相変わらず、思考するバックグラウンド下で強く支配的に働いている、【展開の呪縛】から、

わずかに(いい意味で)浮いて離脱できそうだ。

 

とにかく、倒しても倒しても、蘇るラスボスな、この【ストーリー展開の先読み呪縛】の強力さには、呆れてしまう。

作品を描いて完成させようと思えば思うほど、この【呪縛】に絡め取られてしまうのだから。

 

この呪縛を解くには、矛盾するけど、完成する意識を(つまり、締め切りを)むしろ無視して、シーンの完成に専念することしか、

完成へは淘汰役しないんだろうな。

 

まさに、難問珍問だ。

だって、「『考えるな』というやり方で、〈考えろ!〉」と、命じるわけだから。

なんか、アメリカ映画に出てくる頓珍漢な東洋思想と礼法の教え、みたいだ。

『スター・ウォーズ』で出てくる、ジェダイの騎士の師匠・ヨーダあたりが言いそうだ。笑

 

*本の紹介。飯田一史著『この時代に本を売るにはどうすればいいのか』は、現代に生きる、すべての読書人の必読の名著だ

 

初っ端から、表題と違うことを述べるけど、

僕の中で〈鳥の眼・抽象化意識〉が前と違って、今は常時スイッチONになっています。

 

たぶん、自分がこんな風に文章を書き連ねている時だけじゃなくて、読む時、話す時、聞く時、全てで。

だから、前にも書いたように、散漫に書いているはずのブログでも、章題をつけたくなる。

無意識に、話の流れを読んでいます。

 

きっと、この前の上記に書いた、坂崎かおるさんの作品から構造・構成を読み取った残滓で、無意識くんは考えるから、

表層意識が弱まると、勝手に演算して思考をめぐらし、答えを出してくるんだ、と感じます。

 

僕の方が、その無意識くんのアイデアや思いつきを、朝、上手く受信できるとは限りませんがね。

 

エンタメ系では、殊更に強く、読み手へどう文章を書くかの〈読み手ファースト感覚〉は、この無意識くんと連動しているようですが、

言い換えれば、これ、「読む本をどう読者へ届けるか意識」≒「本をどう売るか」なんですよね。

 

 

飯田一史さんは、ライトノベル書を中心とした若者向け書籍の優れた研究家で、何冊も買って読んでおります。

その知見の意外な観点・指摘には、僕は唸らされるばかり。

 

 

この、飯田一史著『この時代に本を売るにはどうすればいいのか』は、すごく面白かった。

いたずらに、最近の若者は本を読まない、とか、読書する人は減っている、とかの言説は多いけど、

単なる愚痴や上から目線の批判が多い中、ちゃんと欧米の書店や出版社の戦略と、日本側との差異をすごく的確に述べてくれる本書は、

読書人や、作家志望者は必読だと思いました。

 

僕がもし、万が一、プロ作家デビューしたら、書いますが、今は図書館本にとどめています。