*昨日5/31(土)のアクセス数が317でした。(26位)
直近の5/28(水)の337に引き続いての300越えなので、ありがたいことです。
皆様、どうもありがとうございます。
これからも、皆様にとって、有益な情報や、創作方法、素敵な本を紹介させていただきます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、昨日も書きましたが、1ヶ月ほど取り組んでいたものの、書いていた作品を直前になって差し替え変更した、
永井荷風新人賞(旧:三田文学新人賞)です。
無事、郵便局へ出し、目の前で、当日消印を押してもらいました。
結局、予定時刻をすぎ、法事への出発時間ギリギリまで、3度目の推敲をし直してしまい、さらに2枚加えて、最終84枚となりました。
規定枚数が100枚以下なので、十分、闘える数字かな、と思います。
文学賞は、3枚だ、5枚だ、または10枚程度の、極端に少ない枚数の場合は、その枚数ギリギリに書き込まないと、
作品世界自体が成立し得ません。
この性質は、絵画コンクールの出品と似ていると思います。
50号以下と規定されているところへ、30号など、何分の一で作品を提出しても、作品の大きさで、小さい方は圧倒されてしまうんですね。
100号対200号とかでも、同じだと思います。
絵画教室で、特に大きさは規定はなくても、受講生が一斉に作品を並べるとね、
みんな、離れて教室の真ん中後ろぐらいから眺めると、一目瞭然なんですよ。
すごくうまかったり、版画など微細な書き込みがある作品は、「いい仕事してますね」と、小さくても〈光って見える〉んですが、
そじゃなければ、小さいと同じ技量だと貧相に見えちゃうんですよね。
僕は、もともと表現世界に触れたのが、美術系で、油彩画、水彩画、彫塑の立体、アート・アニメーションでしたので、
大きさや、長さの凄みは遺伝子レベルまで染み込んでいます。笑
(そうそう。
こういうアート作品って、何もせずとも、一旦、作品を創り上げ、鑑賞するとなると、
自作でも、100%読み手ファーストになれますよね。
考えたら、不思議です。)
(20年以上昔に書いたパステル画。
同レベルには、もう腕は動けないだろうけど、70%ぐらいなら描けるかな。
いや、もともと大したことがないから、感性は今の詩人プラスされてるから、140%ぐらいドローイング的になら、描けそう気もします)
で、昨日というか、今日の深夜、途中で目が覚めて、寝れない時に、あれこれ考えました。
6月になった今日から、ひと月は短編文学賞へ応募しようかといたんですが、
それは、6月末が〆切のもの、200字の「ふくしま超短編脚本賞」や、10枚のさばえ近松文学賞の二つぐらいに絞って、
7/31〆切の、講談社の小説現代長編新人賞(エンタメ系)へ応募しようかな、と決心しました。
同賞は、恋愛でもミステリでも、ファンタジーでも、エンタメならなんでもOKなもので、規定が243枚以上501枚以下、
発表も来年2月の3月号なので、すごく直近なんですね。
多分、最終選考に残ったら、校正や何やかやがあるので、内々の連絡は1月より前にあるでしょうからね。
ちょうどね、2年前に書いた児童文学の落選作225枚があるんですよ。
これを、大人向けに書き直して、主人公たちの年齢をハイティーンか、大学生に設定を変えたら、なんとかなるだろう、という気がしています。
ミステリー風味のファンタジーでしたので。
実は、今まで、10-30枚の短編なら、恋愛小説も、ホラーも、ファンタジー(これが一番多い)もなんでも大人向けで、結構な数を書いてきたんですが、
100枚超の、200-300枚は、児童文学しか書いたことがなかったんですね。
昔、まだ時代小説以外も受け付けていた頃に、80枚でオール讀物新人賞へ大人向けで書いたことが一度あったきりじゃなかったかな。
今、純文学系の100枚が複数の技法や文体で書ける自信が、本当に生まれていることを感じています。
つまり、それは大きな事件の展開以外の、キャラクターがしっかりと書ける、それこそ読み手ファーストで書けることを意味していると思います。
昨日も書いたように、僕の本命は純文学系なんですが、エンタメ系で、その〈読み手ファースト力〉を存分に一度、奮って、確かめてみたくなったんですね。
正直、短編の地方文学賞でいくら入賞しても意味がないんですよね。
大手出版社の、長編で入賞しないと。
書き上げた、永井荷風新人賞の応募作品も、幻想小説風味で、見様によったらファンタジーにしましたしね。
やってみたいと思います。
これも、元原稿があるので、前述した書き換えしつつ、プラス100-50枚ぐらいで書けるんじゃないか、と予想しています。
なんだか、詩が書けると発見した時に、いろいろな詩風を試してみたんです。
(今も、お試し中で。童謡から、ライトバース、抒情詩から、難解な象徴詩となんでもござれ、ですが)
あの頃と同じことを、小説でリフレインしているみたいです。笑