毎週、月曜日の15月半に、早稲田大学EXTのオンライン講座「現代文学を味わう」(講師:疋田雅昭・東京学芸大学教授)を受講している。
1週間だけ見逃し配信してくれるから、のんびりしていると、今週と先週分とを貯めてしまった。
観れなくなるとすごく困るから、深夜12:30ごろまで必死で視聴した。
(今週分も今日,明日に観ないといけない)
今回は、ニュー・クリティックと構造主義。
前回と違いすごく面白かった。
内容は、毎回、さまざまな文学理論を、すべて、古典的なものから最新の知見まで、解説するものだ。
疋田さんは、抽象的な理論ばかりじゃなく、一つ一つ具体例を既知の物語、
今回は構造主義については「ドラえもん」(笑)に当てはめて、説明してくれた。
すごく、よく把握できた。
時々、荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険」も例に登場するので、
同じジョジョラーな僕はニヤリとしてしまう。
で、特に面白く感じたのは、今の僕が、例えば、最近よく、ここで言及している村上春樹の短編「午後の最後の芝生」や、文芸誌『新潮』の竹中優子作品を、
解析読みしている読み方と、理論が一致していること。
それこそ、その感覚的な見方を、近似値的に名付けることで、より理解が深まるし、認知されるから瞬時に呼び出せるようになるんですね。
今回、自分がよく【ストーリー展開の呪縛】と呼んでいるものが、
実は、構造主義的な文学理論では「意匠」に当たることがよくわかりました。
もちろん、僕もある程度、文学理論は名前ぐらいほぼ知っているし、だいたい内容把握してしてるんですが、
(なんせ、大学通信教育歴、16年+6年の長きに及びますから)
他人様に説明できるほど、ちゃんと把握てきてなかったので、
今回、この構造主義がわかっただけでも、良かったです。
これ、ロシアのウラジミール・プロップの『昔話の形態学』につながりますよね。
時々、ロシア・フォマリズム的な「異化」と呼はれるものなどを、
現代詩を実作するときなどに、多用するので、
ほんと,ちゃんと勉強したかったんですよ。
今、小説どころか、現実的の中の自分自身も、「構造化」して、観る抽象感覚が、
自分の中に確固としてできています。
それを、こうした文学理論を知ることで、ますます使いこなせそうです。
すると、【ストーリー展開の呪縛】を下位互換と見なして、どんどん無効化してゆくのが、
実感的にわかります。
単なる知識ではなく、実感や創作感覚の中に
取り込めている気がするので、ほんと嬉しいです。
この本、買って,持ってるんですが、惜しくてまだページを開いてません。




