重いイチロー選手の言葉。打席一つ一つに、集中すること。失敗に囚われないこと。 | 読書と、現代詩・小説創作、猫を愛する人たちへ送る。(32分の1の毎日の努力を綴る)

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文学創作と大学通信等を書いています。【やりたい夢(小説家)がある1/2→夢を叶える努力をする1/4→完成作を応募(挑戦)する1/8→落選する1/16→落選しても諦めず・また努力・挑戦する1/32】(=日々、この1/32の努力を綴るブログです。笑)

イチロー選手の米・野球殿堂入り、おめでとうございます。

すごいですよね。

 

その業績はもちろんですが、満票に1票欠けたことへの、イチロー選手の凄すぎる言葉に、心から賛美を送りたいです。

もちろん、「パーフェクトじゃないから、人生を、人は前へ進める」云々の言葉の素晴らしさは当たり前なんですが、

僕は、そのインタビューのセリフとは別に、イチロー選手が過去に(?)言ったと言われる言葉が突き刺さりました。

 

「4,000本、ヒットを打ったことよりも、6,000本、悔しい思いと対峙している」という趣旨の言葉が、お昼、お店で食事をしていると、

どこかのテレビ・バラエティ番組で紹介されていました。

 

凡人の僕も、どうしても、すごい業績、すごい成功の成果の方に目を奪われてしまうのですが、

こう感じました。

 

一つは、イチロー選手が10,000本全てヒットを打つつもりであることの、さすがさと、

失敗の数に負けない時間や、意思です。

「天才は打席の一つひとつに集中して、失敗をカウントしつつ取り組んでいること」

 

もちろん、凡人はできたことに満足するんでしょうが、

大谷選手もそうなのでしょうか、ホームラン王の結果よりも、出来なかっったこと、これから、まだ出来る(伸びる)ことに注力するのでしょうね。

 

この場合の「カウント」とは、失敗を無視することでも、ネガティブに感情化することでもなく、

おそらくは分析し、対策を立てているだろうこと、を意味します。

 

そのネガティブを、ポジティブに換える力、飽くなき意思に魅了されました。

 

実は、それと少し関連したことが、昨日、その番組を観る前にあったんです。

職場であまり親しく会話したことがない方とたまたま、雑談をしました。

これこれ、こういう小さな賞しか獲れてないんですよ、と本心から愚痴と現状を伝えたら、

「小さかろうが、賞が獲れるだけ羨ましい」と指摘されました。

 

作業しながらの、軽い雑談の中だったので、僕はハッとしました。

もちろん、僕は自慢で言ったわけではなく、本心から足らない実力に嘆いた気持ちをなんとなく吐露しただけだったんですが、

いつの間にか、「できない失敗に囚われている」自分がいたんですね。

 

失敗をネガティブにしか捉えられす、それに押しつぶされる自分の小ささを、このイチロー選手の「失敗に囚われないが、悔しさをその場で向き合う」言葉と合わせたら、痛感しました。

 

きっと、凡人な僕はその「小ささ」から脱却できないまま人生を生きていくのでしょうが、

少しだけ、ポジティブになった振りでもして(笑)、今日明日だけは頑張ろうと思いました。

 

最近、自分のダメさ加減に潰れておりましたから。

 

比べるのは、恐れ多いんですが、僕は自分もイチロー選手と同じ、マニアックな職人気質タイプだと思っています。

その都度、その都度、ヒットは打てなくても、打席に立てる幸せと、三振・失敗を気にせず、自分お打席・作品に集中できたら、いいなと思います。

 

今日は、仕事先の都合で、お休みなんですよ。

忘れ物を取りに、仕事先へ一瞬、顔を出しますがね。

 

頑張ります。