『ユリイカ』10月号で、佳作で自分の名前「竹之内 稔」を見つけました。
選者が井坂洋子さんになって、初めてです。
本当は佳作トップだったので、本文へ載せて講評をいただきたかったんですが、佳作になっただけでも嬉しいです。
とても光栄に思います。
今年は、あと2号あるので、といっても11月号はもう締め切り(作品、送付済み、凡作なので、たぶん落選)なので、残り12月号だけですが、頑張りたいです。
正直、〈現代詩手帖賞〉か、〈ユリイカの新人〉のタイトル、欲しいです。
というか、「ねえ、『現代詩手帖』に一度も掲載されないのって、プロ詩人を目指す者として、どうよ」と思います。
もちろん、選者との相性で大きく違うこと前提としてあることはわかっているんですが、プライドの問題ですよね。
一度くらいは掲載されたいです。
僕は、同人誌には参加していないので、各種、詩の賞や詩誌の投稿欄を修業の場と捉えております。
別に、選者に阿るつもりはありませんが、それぞれの選者の作品観との真剣勝負だと思っているんです。
到達度を測るためにも、一度は入選するべきだと思っています。
今回の、この入選作は、母の死を悼むレクイエムなので、入選の有無とは別に、第2詩集には掲載予定だったんですが、
佳作でも選ばれたことは、母へのいい手向けになりました。
元々、この第2詩集は、2年前に亡くなった父も併せて、レクイエム詩集の一面が複数あるテーマの一つです。
その意味でも、この第2詩集を現時点での渾身の作品集にしたいです。
きっと、僕はこれからも数年おきに詩集を出して、自分の人生と生きた時代の証にしてゆくんだろうと思います。
(詩人としては、当たり前か)
自分がプロの小説家になれるかどうか、わかりませんが、詩に関してはたとえタイトルや証がなくても、
もう僕は自分が〈詩人〉であると自認しております。
そこから逃れられませんので。
当たり前ですが、僕の詩は、僕自身と、日々、生きる社会、時代との移りゆく距離感を、写す鏡なのだと思います。
ですから、今日から一週間はパートタイム詩人は撤回して、フルタイム詩人になって、詩集に必要な残りの詩篇を書いて、
第2詩集の第1次稿の完成に励むことを、ここに誓います。笑
(なんか、改めて宣言するのって、恥ずかしい)
そういう行動を取ると、今回の佳作もシンクロニシティの一つに収まりそうですね。