ずっと取り組んでいる文學界新人賞向けの原稿ですが、今133枚に入りました。
第14章で終章です。
昨日の8時で123枚でしたからプラス10枚ですね。
物語の一番ドラマチックなパートはすでに数章前に終わって、ここは伏線回収パートです。
だから、一部、謎を残しつつ、あっさりと7枚前後で終わるつもりです。
でも、最後だし、物語的にはもうエンドマークがついているので、ぼくの詩風でもある、言語修辞派的な現代詩の言葉遊びを思いっきりして遊んでみるつもりです。(こらこら)
どうせ、奇妙な立て付けの作品になっていますからね。
やりたい放題です。笑
終章も構想は決まっているし、一部メモ書きもしてるから、あと1時間半もあれば書けるかな。
午後はちょうど、オンライン小説講座があるので、いい按配です。
今回、当初の予定より2週間近く時間が余計にかかって、すごく苦しみましたが、なんとか8月中に1次稿が完成しそうでよかったです。
最低限、これを完成させることが、この夏の最大のミッションであり、至上命題でしたから。
今回、一番気をつけたのは、何度も書いていますように、【ストーリー展開の呪縛】から解放された小説にすること。
つまり、大きな展開や構成がメインなどではなく、個々の章ごとに読んでも、読み手が面白く感じれる独自性や展開、文章があること、です。
残念ながら、全部がぜんぶそれでは書ききれませんでした。
一部盛り上がるドラマチックなシーンはストーリー展開が主になっていると思います。
でも、それはそれで自分の書きたくなった欲求に素直に従いました。
分量は、昨日も書いたように、詰め詰めに書いたので、140枚どころか280枚ぐらいの300枚ぐらいの読みごたえになっていると思います。
色々と訳がわからない現代詩の散文詩的な書き方や表現もしてみたので、十分、当初の【芥川賞そのまま獲っちゃうぞ作戦】に相応しい奇天烈な作品にはなったかなと思います。笑
まあ、僕的にはそう思うだけで、実際どうなのかは皆目わかりません。
これでも、1次選考の60篇ほどにも残らないようなら、ちょっとショックです。
今回の、この作品は、今までの単純に300枚を書ききったのとは全く違う書き方をしたので、すごく勉強になりました。
自分なりの、これからの書き方のヒントは十分、もらえた気がします。
まあ、書き終えたら少し休んで、この【獲っちゃうぞ作戦】の第2弾、3弾と、今年は書き継ぎますから。
ほとんど、筋には無関係ですが、安部公房の「棒」に言及しました。
今度の第2弾は、安部公房的な作品を考えていて、その予告を自分へ行いました。
やれやれ。
【追記】
10:10に、137枚で「了」を打ちました。
最善をつくした出来で終わりました。
