昨日、仕事の合間に、同僚で僕の勧めで小説を書き始めた若い人と、小説の話題になった。
書けない時のスランプの脱出法を議論していたら、なんとなくできそうな方策が浮かんだ。
詳細を忘れちゃったけど(おいおい)その時は、自前じゃなく、他力を借りて自分専用ルートを発見すればいいんだ、という趣旨の発言をした。
つまり自分を絶対視して、自力だけで書こうとせず、謙虚に先行作品に学ぶことだって。
何が問題かは、高い視点からの全体把握が大事なのはバドミントンと同じだよね。
つい書けないことに絶望してしまうんだけど、違うよね。
描き方を見つけて、描けばいいんだ。
才能で描くんじゃない。
今から以後に、見つけた書き方でいい。
過去は関係ない。
そのために、じゃあ、なぜ描けないか分析する。
どう描くか、見つけるんだ、その原理を。
現状が書けないだけで、未来はわからない。
なら、書けるようになればいい。
そのための研究。
簡単だ。
だって、そうして、詩はそれなりには書けるようになたんだから。
自信を持てよ。
書けるかなあ、と不安がらなくていい。
すぐネガテイブ思考する。
いや、書ける術をさらに見つければいいだけだから。
必ず書けるから。
意思の問題だ。
不安で、絶望して、書かない時間ばかり浪費しているだけだから。
読めばいい。
研究すればいい。
考えればいい。
考えて、悩めよ。
結論、必要なのは、腰を据えて、じっくりと読むこと。考えること。
そのあとで、書くことだ。
そもそも、小説を書くことは非日常的で異常なことなのだから、日常からはなかなかその世界へ行けなくて当たりまえだ。
(詩も異常なことなんですが、笑。
小説は作品世界自体を創造することと、自分ファーストの語りじゃダメだからね。)
今日も目一杯仕事です。
でも、諦めない、です。
帰ってから、やろう。