ふと、寝床のまわりを見回してみると | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

今朝の5時前のこと。

(早く寝るので、この時間か、4時に目覚めるんですよ)

ふと、寝床のまわりを見回してみると、

本だらけです。

 

問題は、手に取れるところに、詩集と児童文学系や童話が多くて、大人向けの小説が下の方に積読状態に。

もちろん、埃まみれなので、相方に怒られるはずですね。

 

で、昨夜から、小川洋子さんの短編集『夜明けの縁をさ迷う人々』を探していたんです。

2・3年以内に、途中まで読んだ記憶があったので。

 

すると、出てくる、出てくる。

読もうと思って、捨て置き積読(おいおい)していた本がゾロゾロと。

 

ゴーゴリ『外套・鼻』、これって、誰かが「ゴーゴリ、1冊あればいい」と言ったんだよな。

あれ、鴎外だっけ?

鴎外は『春秋左伝』が愛読書だよな。

 

おおう、須賀敦子! 久しぶりに読みたい。あの硬質華麗な文体を。

 

ああ、星新一、『ボッコちゃん』。

ショートショートを書くから、読み直そうか。

 

おやっ、こんなところにコナン・ドイル。『シャーロック・ホームズの冒険』じゃんか。

懐かしい。

 

んー、内田百閒か。

ショートショートの隠し味に要るかな。

 

やや、なぜか、谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」が。

そういえば、現代詩を中高、どちらか忘れたけど、教科書で初めて、強く意識してたのは、やっぱりこれだよな。

ティーン・エージャーで書くなんて、すごい、とひたすら目を見張ったっけ。

まさか、それから30年後、自分が詩を書くなんてね。

未来から、通信を送っても、絶対、信じないよな。

予想の範疇を超えて、正気の沙汰じゃない。

 

などなど。

 

 

 

『夜明けの縁をさ迷う人々』もね、見つかりましたよ。

途中で、「こりゃ、ブックオフで、もう1冊買うパターンか」と諦めかけた時に。

 

他にも、無数の本があって、買った時のシーンや、その時の理由、気持ち次々にが蘇りました。

心で深く思っているせいか、本に関することは、数年前ぐらいまでなら、大体、思い出せるんですよね。

食べた物なんて、先週のことも思い出せないのに。

 

で、上記の本たちも引っ張り出してきました。

今日の午前中はそれらのちょい読みと、詳細ライン弾きの分析読みの、読書三昧にします。

 

ちょうどね、今朝、目覚めて、すぐ頭に浮かんだのは、こんなことだったんですよ。

 

「国民文化祭・ぎふで募集しているショートショートの掌編書き3枚と、

児童文学になるけど「角野栄子のあたらしい童話大賞」10枚を書かないといけないぞ」って。

 

これも、シンクロニシティの一環だったんでしょうね。

 

数年がかりの大仕掛けとなる、

神様か、前世の僕か、守護天使の計画。

それこそ、意味のある偶然に、僕がしてしまったんでしょうが。

 

どちらにせよ、その作戦へ乗りますから。