今日から、新年の初出勤。 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

今日から、新年の初出勤です。

去年までの常勤のころなら、5日には出勤していました。

だから、こんなにゆっくりした新年は初めてです。

どうにもサボってズル休みしている感覚があって、創作にも今ひとつ集中できませんでした。

(言い訳、言い訳。笑)

 

やっぱり、仕事人間だった昭和な僕には、適度に仕事があったほうがいいな。

創作でやるべきことは、大体、煮詰まってきたので、やりかかってスイッチが入れば、できそうなんですが。

 

年末に書いた日本児童文学の評論新人賞のときも、同じように書くまでぐずぐずして、結局、完成はギリギリではないものの、締切間際になりました。


今回の講談社児童文学新人賞300枚は、’22年に4回目を出して落選ですから、

2年ぶり、5回目の挑戦になります。

その前の’20年の3回目に応募した時の落選作を、改稿して出そうと思っています。

でも、ちょこっと変えたぐらいでは、箸にも棒にもかからないのはわかっていることなので、根本的に変えたいんですね。

 

「どうせ書くなら、新しい〈企み〉を入れて失敗しよう。次に成功(完成)すればいいんだから。」

 

今年の創作方針は、これで行こうと考えています。

その為に、〈イントロ・中盤・山場・後日談〉方式も、今までのストーリーをこちょこちょ変えた応募とは、質的に大幅に違う、

〈展開の企み〉になるものだと確信しています。

 

ストーリーの展開が悪くて、それをただ書き直すだけで、受賞作になるのなら、とっくにできていたはずだ、と思っています。

けれど、今までは、そうじゃやないことをわかっていても、どうしたらいいかわからなかった。

 

「読み手ファーストを、各章立てごとに徹底する」

 

それが、今回の〈イントロ・中盤・山場・後日談〉の根本的な考えです。

 

 

そこが問題だ、と自分を解析しました。

解析力・評論力があるのも僕の才能なのは間違いないから、それを今回は積極的に活用してみます。

自分で、自分の何がいけないのかを知るのは、実はすごく難しいことです。

自分のすべてを全否定すれは、簡単ですが、

そうではなく、ある程度力があることは、客観的な事実ですから。


でも、自分の「物語りたい」欲求や感覚のある部分は間違いで、他の部分はよしと分けられるものではないんですよね。


感覚を導く方針・思想(?)が間違っているだけてで。

ともかく、その解析した抽象的な〈展開の企み〉を作品化してみるつもりです。

 

それは、僕的なには、児童文学を、マンガのように思いっきりエンタメ系に振ることになります。

(なんせ、またはマンガのネーム用の本なんだから。)

でも、純文学系の〈企み〉はまた別次元のやり方を見つけていますから、

ここは、エンタメ系でいいんです。

そもそも、どこからがエンタメ系で、どこからが純文学系かなんて、

ボーダー作品だと、誰もわからないんですから。

 

でも、僕に足りない感覚がそこだと思っています。


ただ、こうした抽象的な理解を、自分の感覚に移し替えるのって、ほんとむずかしく、何より集中力とエネルギーが必要です。


頑張るしかないです。