この間、書いた「二十四の瞳岬エッセー」コンクール作品が苦しくとも、書くのが楽しかったので、
しばらくエッセイを書くことにした。
なぜって、その苦しさは小説を書くことに比べたら、全然、比べ物にならない楽な苦しさで、愉しかったから。
文章を書くことが好きなんだな、と心から思った。
また、読み手のために書くことから、確実に小説を書く力にも結びつく文章力がつくなと実感したから。
というよりも、小説と同じ書き方をしているからね。
いわゆる感想文的なものでもないし、評論的な書き方とも違う。
私小説に近いのだと思う。
エッセイは基本、事実から直接、捻り出すから。
で、まだ応募できるところは、と探すと小諸・藤村文学賞が1/31締め切りでした。
じゃあ、そこへ出そうと決めました。
以前から、このコンクールのエッセイ部門の存在は知っていて、調べた記録は残しているけど、エッセイで10枚は書けないと敬遠したんですね、確か。
その時は詩も募集していたので、詩だけ1度、応募したはずです。
落選でしたけど。笑
いま、思い出したけど、そう言えば、
詩をやめて、エッセイだけになりました、という通知が前に来ました。
だから、脳内削除してました。
そもそも、選考委員に、小説家の太田治子さんがおられるじゃないですか。
いい小説をお書きですよね。
今はエッセイと身構えなくても、小説的な書き方をすればいいとわかったので、10枚ぐらいお茶の子さいさいです。
枚数だけなら、3日で書けます。
あと、企みを考えるのに、時間が少しかかるな、と今回の「二十四の瞳」エッセイでわかったので、
その時間を入れたら、1週間でかけるかな。
テーマ自由だし、枚数多いから、前にも書いたように、大好きな須賀敦子さん的な硬質感のあるポエジーな文体に挑戦してみようかな。
そう考えると、入賞云々よりも書くのが楽しみになってきました。
ともかく、エッセイは気負わずに書けるので、とても楽しいです。
ほかにも、もう〆切を過ぎて、良さげなエッセイ・コンクールを見つけたので、
来期の4月以降、いくつか応募しようと思います。