今までの自分の書き方は、次にどう書くかにばかり気を取られて、
自分が今、書いた一行はちゃんと読み手に「効果のある文」になっているか、
その吟味意識に欠けてるな、ということ。
それは、意味を伝えようとばかりを意識して、本当に読み手ファースト認識を伴っていなかった。
物語を書くのが一番、物語ファーストになってたんだと思います。
それじゃ、いつまで経つても進歩しないよな、と感じました。
置いた伏線を少しずつ、絡めて、紡ぐ意識がなかった。
なんか、「原因、示したら、結果はこうなるじゃん、だからさあ」といった頭デッカチな感じだったんじやないか、と思っています。
テーマをどう終わりへ結びつけるか、それは因果関係的な意味合いだけじやなくて、
感覚的に、気持ち的にしっくり来るように、読んで、そうなんだと納得させつつ、そう来たか、たベタを回避もするもの、
そんな綱渡り的な邂逅をラストに持って来させるために、
今以上の、意識改革が僕自身に必要だよな、と思いながら、書いていました。
そして、児童文学というか、小説を書くのって、ほんと楽しい、
苦しくて、大変なんだけど、楽しい、と思いました。
今は書く前も苦しいから、嫌になって逃げがちなんだけど、
良いものを書きたい、でも全然書けないの無限地獄も、なんとか乗り越えて、書き繋ぎたいと思ってしまいました。
詩や短歌、俳句を書くのとは、全然違うんですよね。
頑張ります。
追記:
原稿は、昨日で12枚プラスして、231枚に到達しました。