昨日は、半年、通っていた小説教室の最終日でした。
受講生四人で集まって、茶話会になったところへ、講師の先生も参加。
貴重なお話をお伺いしました。
曰く、下読みの方に「こいつは分かってないな」と思われて、読まれるのと、
小道具にまで細心の注意を払ってるな、と好意的に思われるのとでは、全然ちがう、と。
「新人賞は、特別。膨大な数を読む下読みさんからしたら、減点方式。だから、オーソドックスな書き方を心掛けて、視点のブレとかを感じさせないことが大事。
そこを一箇所うっかりミスしただけで、分かってない奴と思われて読まれるのと、小道具の書名とかを細心の注意を払ってると好意的に見られるのとでは、全然違う。
編集部は、新人対応もあるので、じっくり新人賞作品を、読むことはない。」
小道具は、目に見えるものばかりではなく、話題もそうなり得るのだと知らされて、
目から鱗が落ち、
その方の作品を前に詳解していただいたので、
凄く腑に落ちました。
とにかく、為になる話でした。
その詳細は、後の飲み会で忘れてしまったので、
おいおい思い出したことがあれば、また書きます。
うーん、酔っ払ってました。
日本人は、フランスと違って、詩を読む文化がないのが残念、とも強調されてました。
動機なき殺人は、ミステリーでもしたくないのがポリシーだという事です。