「分かる」と、「見える」 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

ずっと分析している、昔、上手かった子の動き。

そのサーブ・レシーブの際の極端なまでの前傾姿勢は、
見事に股関節で体幹を前傾させたもので、
一見、変な姿勢。

でも、やってみると、前足にきっちりと加重されて、
そこからの倒れ込んだ際の腰の低さによるレシーブ力の向上や、
腕ではなく、身体アプローチから繰り出す繋ぎショットの打ち易さなど、メリットがたくさんだった。
成る程なあ、と感心させられる。

しかも、この姿勢は左脚の蹴りと股関節倒しの解除で、
すぐさま右前の半身横姿勢への変化と、右脚への重心移動、左手上げ右肩落とし姿勢へとスムーズに移行でき、難題の前後移動に利すること甚だしい。

要は、初心者は重心を真ん中に置いた安定した姿勢から、
やおら、ゆっくりと動き出すのとは、大違いということ。

このビデオ、今までに何度も見てたけど、全く「見えてなかった」。
「分かる」と、「見える」。
「見える」と、「分かる」。