熟考 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

A先生からの添削原稿を、じっくりと読み解く。

売れっ子作家の先生に、
毎回、受講生全員の分を、こんなにも丁寧に添削して、どうあるべきかを読み説いて頂くと、
申し訳なさに頭が自然と下がってしまう。
 
この御厚情に答えないといけない。
普段の創作意欲との別のエネルギーが生まれてくる。
 
同時に、小説とは、なんと複雑怪奇なものなのだろう、と慄きに近い大きなプレッシャーも感じる。
 
いつもは、どう書いたらいいか、わからないを旗印にしている。
でも、逆にこう明確に道が指し示されると、
そのオファーに応えられる力が自分にあるのか、
怖くなってしまうのだろう。
 
以下、前日の備忘録の続き。
 
⑥ 自明のことは書かない。同じ主語を繰り返したりして、読み手のリーダービリティを邪魔しない。
(自註: これはシンプルで当たり前だけど、結構、難しい。言わば、校閲力とでも言うべき力の育成が急務か?)
 
⑦ 書く順番、エピソードの順番をしっかりと考えて、計算すること! 何を伝えたいのか、読み手に興味を持たせる工夫が必要。
 
(自註: これもリーダービリティだと思う。今まで、どんだけ野放図に、その場の流れ、行き当たりばったりで書いてたんだよ! 恥ずかしい!)

⑧ 上の被るけど、エピソード語りが本筋の語り口を、妨害し、散漫化、分かりにくさになっている。これが最も致命的。読み手ファーストじゃない最大の証左。これに気づかず改善しないまま書き続けていたら、と思うと、ゾッとする。
    リーダービリティ感覚の養成がほんと急務だ。
 
取り敢えず、マインドマップや、ブレーンストーミングやらで、
発想から再構築してみるべきでしょうか。
単純に書くという姿勢そのものの再構築が必要だ。
 
でも、木・金曜日は泊まりがけで出張。そのあと三連休もフルに出張で休日無しなんですよ。