ここ1週間ほど、書いていた「森林のまち童話大賞」の最終稿、完成しました。
相方の読者1号に読ませると、なかなか面白いし、すうっと読めると好評。
ダメ出しされた言い回しを直して、今日中に郵便局へ行き投函します。
前にもここで書きましたが、この公募賞、3年おきに開催されて、5年前だかにも出して、箸にも棒にもかからず落選しています。
今回、書いたのはそのリベンジもあるけど、この5年間で自分がどれだけ進歩したかを確認したかったから。
5年前は四苦八苦して、ストーリーを頭で考え、テーマに合わせて無理やり書いていました。
今回、前半はテーマのことなんか一切考えず、ひたすら兄弟のキャラクターの掛け合いを楽しく書くことに注力して、テーマは後付けでいいやと考えました。
結果、見事すらすら書けて、
おまけに後半の枚数制限から苦し紛れで出したアイデアによるテーマの挿入が、
意外に練り直し、ブラッシュアップしていくと、まるで最初からその結末を目指して書いたかのようにうまく当てはまりました。
ちょっとこじつけ感はありますが、15枚の作品世界で予定調和にならず、主たるターゲットたる低学年の子どもはもちろん、大人が読んでも面白い作品にはなったかなと思います。
とにかく、ずっと書いてるように、バドミントンの奥原選手のように、ここまで来れたことが相方をはじめ、見えない師匠たちの導きのお陰だと思って、
精進を重ねます。
入選・入賞するまで書き続ければいいだけですから。
ちなみに、この森林のまち童話大賞の大賞作品はポプラ社から出版されます。
大賞がいいですけど、テーマからはズレてるかもしれないから、佳作を狙ってます。
これで、入選しないのなら、僕には幼年童話は無理だね。