実は、この賞、今までに3回か4回は応募しています。
最初は原稿用紙5枚がとても長く感じられていた、今から9年も昔の、物語をヨチヨチ歩きで書き出したころ。
その頃は絵本作家を目指していて、
絵のない絵本としての童話でした。
小説なんて、どう書くんだろう。
全然思いつかない、なんて戦々恐々としていました。
その後、なんとか小説っぽいのを書けるようになり掛けて、
京都造形芸術大学の文芸コースの入学・卒業を経て、長い児童文学作品も書けるようになってから一度か二度。
そして、去年か一昨年だかに一度。
でも、今その落選作を見ると、
対象である子どもたちを楽しませるでもなく、
とても独りよがりで頭デッカチな作品でした。
これって、本来の「読み手ファースト」ではなく、
自己満足のためだけに書かれた「自分ファースト」作品じゃん!
去年の最優秀賞の作品「書き足し和尚」は子どもが楽しめるのはもちろん、大人もヘェ〜と楽しめる新鮮なアイデアに溢れた作品でした。
で、ちゃんと読み手が楽しめるアイデアを考えついたので、
ちょっと書いてみるつもりです。
まあ、原稿用紙7枚以内の作品なので、凝った展開は不可能です。
反面、誰でも頑張れば書ける長さなので、応募数も2.000篇以上になる激戦区となります。
でも、
おそらくは前回の僕のような勘違い「自分ファースト」作品が大部分なので、
勝負するのは100篇ほどでしょうね。
大口叩くのなら、最終選考に残らないとね。
書いてみます。
たぶん素案なら、今日中に書けるでしょう。