世間でいうところの夏休みも終わり、数ヶ月に一度出かけている釣旅へ出かけてきました
今回は、
北陸新幹線で行く、上越への釣旅
行き先は、名立漁港の海遊丸。はじめてのスロージギングにチャレンジです
この日のために、ひとまずスロジギをはじめるためのタックル一式を揃え、旅費と小遣いをコツコツ貯めてきました
正直、決して簡単なことではありません。貧乏なんで
でも、どうしてもやってみたかったし、どうしてもチャレンジしたかった。胸に抱いた熱い思いが、ようやく叶いました
ちょーどお昼時の乗車だったので一本の缶ビールとシウマイ弁当が旅のおとも
やっぱ、これだよね

シウマイ弁当。横浜駅で買ったので、紐がかかってます 笑
2時間ばかりの列車旅の後、北陸新幹線はくたか563号を上越妙高駅で下車。ひとまず、駅の土産屋を冷やかしてから、あらかじめ調べておいた温泉へ
上越妙高駅から徒歩1分にある釜ぶたの湯
お肌ツヤツヤ系のとてもいいお湯でした
スタッフの方がとてもご親切で、釣りの荷物を嫌な顔ひとつせず、邪魔にならないところに置かせて下さいました
そんな人の温かさに触れながらのお湯はことさら気持ちよかったです♪
温泉、大好きデス

夕方、駅前でレンタカーを借りて名立へ。翌日の釣りへのワクワクが止まりません
明けて、実釣当日。やや風があるものの出船には支障なさそうな朝を迎えました
この日はもう1人年配のお客さんがいらして、2人での出船。その方は電動スロジギです
オレは新調したDAIWAソルティガのスロジギ専用ロッドと15番手の専用リールで終始挑みました。若い頃に勝ったソルティガZ20は今なお健在で、今回はラインを巻きかえ、予備機として持参しました
15年前以上前に買ったソルティガやソルティストといったダイワのリールやロッドは、今なお、健在で、現役バリバリで魚を釣らせてくれています。なので、今回も悩んだあげく、オレには高価だけど、ソルティガにしました。末永く、相棒でいてもらおうと思います

メインラインはPE2号400メートル。リーダーはフロロ10号2メートル
ジグは、220〜270グラムのスロースキップを中心にチョイス。いわゆるど定番です
さて、船は真沖へと進み、まずは名立沖の水深100メートルラインで釣り開始です
さっそくのファーストヒットは、なんとマアジでした 笑
1投目から魚信があって、それがアジだってことに少々驚きでした。が、この日、後にも先にも、アジはこの1匹だけでした
こんなに大きなジグになぜアジが食ってくるか?
そのワケを藤井船長が説明してくれたのですが、船長の説明は理路整然。なるほどと思えましたね
それはさておき、
船は少しずつ深いポイントを攻めてくれて、同船者にカンコや大きなエソ、ムシガレイなどがヒット。今回の大本命、アラはなかなか顔を出しません
今さらお伝えしますが、、、はじめてのスロージギングの基本を抑えつつ、あわよくばアラを釣っちゃおうってのが、今回の釣旅の目的です
アラは、そう簡単に釣れる魚ではないし、、、そもそも、オレのジャーク、オレのリーリングはダメダメのオンパレードです 笑
最初のアジはたまたまらしく、様になっていないことを証明するかのように、その後、ヒットがありません

ジグがエサになってないんだな

なかなかカッコよくいかないもんすね 笑
って、笑ってる場合ではなくて、オレは真剣なんス
そうじゃないんだよなー!と、船長自らオレの釣座に足を運んでくれて、お手本を見せてくれます。うむうむ。うむーーーー
………
… ジグをスライドさせるイメージ
… もっと小幅にしゃくる
… 弱り切って、今にも死にそうなベイトを演出
… 1シャクリに対する巻きは、1回転から1/8回転を臨機応変に
……などなど。いつも使わない脳みそをフル回転させるとともに、体と脳を一身にして竿とリールを操ります
潮回りのたびに、船長へアドバイスを請いました
こうか?こうなのか?いや、これでいいのか?
んーーー、なかなか、難しいぞっ

少しずつ慣れてきて、少しだけ様になってきたかって時のこと
海底から10メートルくらい誘い上げた、その高めのタナでゴンっときました
すかさず合わせを二度三度入れてフッキングさせると、なかなかトルクフルな引きがティップを叩きます
途中、なんどか突っ込んでくれて、釣り人のオレを楽しませてくれるファイト
なんだろう?何があがってくるんだろう?
ワクワクしながら、PEラインのラスト1色が見え、リーダーが見えて、、
水面にぽかんと……
アラが浮かびました
目標の5キロには届かないけど 笑笑
嬉しかった

スゲー、嬉しかったです

釣り人でよかった

新潟まで来てよかった

一生懸命働いて、タックル揃えてよかった

どうやら、少しずつだけど、魚にアピールできるジャークができているらしく、
後に塩焼きになったムシガレイ
後に炙りの刺身になったタチウオ
後にお造りになったチカメキントキ
とまあ、いろんな魚がオレと遊んでくれました
同船者には、4キロクラスのワラサも
……オレもスロジギタックルで青物とファイトしたかったなぁ
1日船でたっぷりと楽しませてくれて、こんな秋晴れがオレの帰り路を覆ってくれました
また一つ、思い出が増えて、また少し、オレの釣りが膨らんだ
お世話になった海遊丸藤井船長。本当にありがとうございました。少し腕をあげて、また出かけます
海遊丸がある名立漁港には、氷の自販機があって、漁師が使うような砂利氷を我々アングラーも買うことができます
たっぷり出てきて200円。朝、コレを一杯買っておいて、溶けてしまったら帰りに追加して帰ればちょーどいいと思います。関東では見たことのない、ありがたいサービスです
帰りは、ささっとレンタカーを返却し、お土産の笹だんごを買って、新幹線ホームへ
もちろん、、、
帰りは、一人反省会

すんません、呑兵衛で
旅ともの干しホタルイカが、旨かったなぁ
さて、次は、どこ行こう