昨日は、1月7日、五節句のひとつである人日(じんじつ)の節句であった。
無病息災を願い七草粥を食べる日である。
そのため、普段利用しているスーパーに七草粥セットを買いに出かけた。
店内アナウンスでも七草粥セットの案内が流れているのに、野菜売り場を見渡しても見つからない![]()
品出しの人も見当たらなかったため、レジの男性に声をかけた。
たまたま若い男性で、学生アルバイトと思しき人だった。
私の質問に戸惑っている様子を察して、隣のレジの女性が探しに行ってくれた。
待っている間、男性に聞いてみた。
「七草粥って知っている?」
「聞いたことないです。家でも食べたことないです。」
食べたことがないというより、家庭の中でも伝わっていないのかもしれない。
そんな考えが、ふと頭をよぎった。
ほどなく女性が戻り、七草粥セットは売り切れだと分かった。
帰り道に普段は利用しないスーパーがあるのを思い出し、立ち寄ってみると、そこには七草粥セットが山積みにされていた。
無事に手に入れることができた![]()
かくいう私自身も、七草粥を「おいしいもの」として認識していたわけではない。
知ってはいても、積極的に食べてこなかった。
それでも和食は、正月などの年中行事と密接に結びついていることなどを理由に、世界無形文化遺産に指定されている。
次の世代へ伝えていきたい、という願いがそこには込められているのだと思う。
そんなことを考えながら、七草粥セットを眺めていた。

