今日は、デンマークらしさを感じる場所へお出かけした。
デンマークらしいと聞いて、Hyggeとか、家具とかと思い浮かべる人も多いかもしれない。
私にとってデンマークらしいというのは…
デモクラシー(民主主義)が生活の真ん中にあるということだ。
出かけた場所は、多摩川駅から徒歩10分のところにある民主主義博物館。
多摩川駅から歩いていくと、せせらぎ公園の中を通っていく。
こんなところにあるんだ、と思いながら向かった![]()
日本語で民主主義という言葉は、おそらく最初に出会うのは、社会の教科書だと思う。
日常になじんでいる言葉というよりも、
制度や仕組みを説明するための、少し距離のある言葉だ。
一方、デンマークでは——
私の体感として、民主主義はもっと身近で家庭で使われる言葉だった。
デンマークのドラマを見ていても、「話し合いのプロセスが民主主義的?」なんて使われ方をしていた。
民主主義が身近な言葉であるということは、
「どうやって決めるか」を大切にしている、ということなのだと思う。
そして、「どうやって決めるか」という問いの中には、
コミュニティとは、すべての人を含んでいる、という前提がある。
↓ミュージアム内はそもそも民主主義って何?とか、人権について問いかけるパネルが展示されていた。
多数決は民主主義ではない。
少なくとも、私がデンマークで見てきた民主主義ではない。
帰り道、私は考えていた。
「みんなにとっていいか?」という問いには、
「私にとってもいいか?」が含まれているのではないか、と。
民主主義は、遠い制度ではなく、そうした問いを引き受ける、
日々のかかわり方の中にあるのかもしれない。



