私は以前から何度もお伝えしてきましたが一流の選手を育てると言う考えであれば以下の段階で育成を推奨します。
幼児期:免疫力
小学生:運動神経
中学生:心肺機能
高校生:筋力
この順番です。
特に12歳までに運動神経の構築が90%以上決まる、そこに筋トレや走れ走れなど取り込むと運動神経の詰め込むスペースや時間がなくなる。一生に一度しか来ないゴールデンエイジ、ここをどう過ごすか使うかで将来の設計図、つまり自動車で言う最も大切なコンピュータ制御機構が決まる。
子供の身長を伸ばすと言う過程においても同じように弊害もなくスムーズに成長ホルモンの促進にもなります。
*身長を伸ばす運動要素
①成長軟骨(関節)に適度な刺激を与える
②体をひねったり伸ばしたりする刺激 など
イタリアでサッカー指導を何度も見て来た知人からの話では幼少期「怒らない」「楽しく」「走れ走れ」は言わないと言う指導でイタリアのサッカー少年は蹴球3日と言われ練習時間も90分程度が殆どである。
それが功を奏してるのかプロになってからの選手は伸び伸びとした高プレーの連発が量産されている。
これはいかに感受性の高い時期に楽しくサッカーに取り組んでいるのかが現れている、中学や高校生になった時にスランプに陥っても自分はなぜサッカーを始めたのか?となった時に生かせる育成でもあり、また「楽しく」はプレーにおいても新し発想でオンリーワンの自分を引き出せるのではないかと思います。
「よく休み、よく遊べ」というイタリアの文化は、日本流の「よく働き、よく走れ」とは対極
それは大人になっても同じことがいえる事でしょう。
【モンジュニ・エンターテインメント:「娯楽、楽しみ、遊び」】
【モンジュニ・エンタープライズ:「冒険」】日曜体育より
私は日曜日に小学校で体育指導もしている立場から言うと、いかに子供たちが「伸び伸び」「楽しく」「自信を持てる」指導を心がける事でこどもの本質が育つ事、私自身、野球少年だった頃、とにかく試合で監督から何度も怒鳴られて気持ちが萎縮して守備ではエラーの連発、その頃に思ったことが沢山ありました。
野球をやめて草試合の試合に出場した時はホームラン連発、好投プレーの場面が増えました。
そして私の本業柄、ケガをする子も大きなメンタルに侵害し兼ねないと思う事も多々あります。
ただ「走れ」ただ「長時間の練習」では集中力の欠損、情報量が多くスランプに影響を及ぼす、また児童期に多いケガのスポーツ障害が大変多くなる傾向があります。*成長軟骨の損傷。
勿論、チーム内での「あいさつ」「規律」「時間を大切に使う」「道具を大切に扱う」「物事の優先順位」は大切に指導しそれ以外はダイナミックにプレーする方針が大切ではないかと思います。
今週は移転の準備やら内装屋さんと打合せの時間、今月は決算報告も重なり時間がもっと欲しい今日この頃ですが診療も毎日お蔭様で予約も満了の日々、しかし昨今では本業の治療ではなく物販やセミナー開催、本の出版など本業以外に時間を使われる先生方もおられますが中々自分にはできない技量ですね(汗)
興味はあっても今の自分にはまだそれなりの知識もありませんし今は本当に治療だけが好きで生涯ここに時間とエネルギーの松明(たいまつ)を燃やし続けて行きたいと思います。これも様々な方とのご縁や出会いが楽しみだと言うのも理由の一つです。
そんな事で毎週月曜日はワクワク・ドキドキしながら新しい一週間を迎えてます、毎日ドーパミンが脳から出てて疲れは一切感じないって所でしょうか(笑)
今週も沢山の出逢いと仲間に感謝。