【ブータン訪問記パート3】


パート2はこちら🍀*゜



幸せの秘訣


私が考えるブータンの幸せの秘訣は1つ目に「時間の流れ方」だと感じています。

首都ティンプーでも信号機は1つもありません。


1箇所だけ人間による手信号によって交通整備をしているところがあるくらいです。

その中でも事故もなく、急ぐこともなく平穏な空気が流れていました。


電車などもなく、常に時間に追われていた私にとってはなんとも言えない心地よさがありました。


2つ目に人との「つながり」だと思います。


ブータン家庭でのホームスティ体験をしました。

お父さんお母さん、三人の子どもたちのお宅でお世話になりましたが、なんとも言えない日本の昔ながらの田舎のような雰囲気があり、はじめて訪れた場所なのにほっとするような空気が流れていたことを覚えています。


彼らはゾンガ語を話すため簡単な挨拶をするとジェスチャーも交えながら、うちに迎えてくれました。


うちの中にある伝統的な衣装や、お祭りの写真を見せてもらったり、隣にある菜園や家畜を見たりする中で、少しシャイだけれども一生懸命コミュニケーションを取ろうとして、焼いた石を入れて温めるドツォと呼ばれるブータン式のお風呂を勧めてくれました。


ドツォに入ると体の芯から温まり1日歩き回った疲れをそっと癒してくれます。


夕食も小さめのテーブルに家族全員が集まり、食事を楽しみます。

食卓を家族で囲んで団欒した日々は私にとって遥か昔の話であり、このような生活を日々送っている家族だからこその絆を感じることができました。

人と人の繋がりを感じられる温かくゆったりとした時間を過ごす中で「なんとも言えない幸せな気持ち」を肌で感じました。





まとめ


この旅を体験し、「幸せとは何か。」について、考えるきっかけになりました。

ブータンでの時間から、私にとっての幸せは人と人との繋がりや温もりが感じられる環境こそが幸せの源だと感じました。


また改めて感じたことは、人の幸せへの概念は人それぞれであること。

ライフスタイルにおいても、固定概念にとらわれず自分がしたいこと、自分の気持ちに素直になり受け入れることが大切。


人生は長いようで短いもので、時間は有限だから後悔がないようにしたい。


そのためには多忙な日常の中でも、ふと立ち止まって自分と向き合う時間を作って自分との会話も大切にしよう。

疲れたら、無理しすぎず自分をもう少し大切にしよう。


周囲のことが気になってしまうこともあるけれど、「自分が進みたい道」を信じよう。


人との繋がりから、多くの笑顔を生み出す人になりたい。ということです。


みなさんも百人百様の彩ある人生を送れることを祈っています!




英語コミュニケーション講座
講師 Stacy