【ブータン訪問記 パート2】


パート1はこちら 🍀*゜


信仰心あふれる人々


仏教徒であるブータンの人々の信仰心や街並みにも心が動かされました。

ブータンにはゾンと呼ばれる県庁兼寺院として使用されている場所が多く存在します。

ゾンだけでなくあらゆる場所に寺院がありそこでも伝統衣装を纏った多くの現地の人々が参拝に来ています。


私もブータンの文化を敬いたいという気持ちから民族衣装を着て各地を参拝する中で現地の子どもたちと共に参拝する機会がありました。


参拝方法は立って両手を合わせて拝んでから、座って土下座のような形で拝む動作を3回繰り返します。そしてもう一度立ち上がって拝みます。


お供え物の一つとしてブータンではバターを用意することがありますが、バターランプに火をつける時に、直接息がかからないように片手で口を覆う風習もあります。


民族衣装を着ていることもあってか、色々な方が親切に参拝方法を教えてくださいました。

多様な文化を尊重しようとする気持ちは伝わるのだと感じることができました。




タクツァン僧院


私がブータンで絶対に訪れたいと思っていたのがタクツァン僧院です。

山に沿うような崖にも見えるようなところに建てられた寺院で、その様子には圧巻です。


ブータンは個人での旅行は許可されていないため、同行してくれたスタッフの人から、この僧院は、今でもブータンに仏教を広めたパドマ・サンバヴァが僧院まで虎に乗って飛んで来たとも言われていることから、「タイガーズネスト」という別名もあるそうです。


この僧院までは3時間ほどのハイキングで、足場が悪い場所も多く、かなりの階段の上り下りがあり往路だけでも私にとっては結構な道のりでした。


標高3000メートルまで登った後に2500メートルまで下がったりかなり細い道を通りました。途中で2箇所ほど休憩所があるのですが、そこには世界中の人がおり、ブータンの人以外との交流をすることができたことも印象的です。


世界中のさまざまなバックグラウンドの人々に「なぜブータンに来たの?」という質問をしたら多くの人が「幸せ」についての話をしていました。


厳しい道のりを歩く中でもたくさんの出会いがあり、励ましあったりする中で僧院までたどり着くことができました。

登り切ったら証書がもらえるのですが、今でもそれは私の宝物です。


 
パート3につづく。。。

英語コミュニケーション講座
講師 Stacy