みなさん、はじめまして!
英語コミュニケーション講座の学生リーダーをしている、大学4年生のReyです。
今回は、英語コミュニケーション講座(以下、英コミュ)の経験がどのように就職活動に役立ったのか、私の実体験をもとにお話ししたいと思います。私は大学1年生のときに英コミュに受講生として参加し、2年生からは学生リーダーとして活動しています。そして、就活を本格的に始めたのは3年生の春頃でした。
最初のうちは、ボランティアやサークル活動をES(エントリーシート)に書いていましたが、正直どれも自分の中でしっくりこない、どこか取り繕ったようなエピソードばかりになってしまい、ESもなかなか通過しませんでした。何社も落ち続け、「自分には就活で語れるような強みなんてないのかもしれない」と落ち込み始めていたときに、ふと頭に浮かんだのが、英コミュでの経験でした。
当初はESに書こうと考えていなかった経験でしたが、振り返ってみると、自分が自然に楽しみながらも努力してきた時間であり、英語力だけでなく人前で話すことやオンラインツールの活用、他者との協働など、多くの学びが詰まっていました。試しにこの経験をESに書いてみたところ、驚くほど反応が変わりました。面接でも英コミュの話をすると面接官の表情が明らかに変わり、様々な選考で通過率が一気に上がりました。
そして、これは就活の終盤でまさに“突破口”となりました。あるとき英コミュの経験をESに書いたところ、初めて面接官から「この経験、ぜひ詳しく聞かせて」と言われ、深掘りされました。そこから会話が自然と広がり、最終的にはその企業から内々定をいただくことができたのです。後日、人事の方に「英コミュでの話がとても印象に残った」とおっしゃっていただき、改めて、自分が純粋に頑張ってきたことにはちゃんと価値があるのだと実感することができました。受講生や他のリーダーが安心して参加できるような雰囲気を意識したり、講座をより良くしようと考えたりした経験は、自分にとって大きな成長機会だったのだと思います。
他にも印象的だったのは、ある企業のグループディスカッション(GD)選考での出来事です。私はもともと高校時代までディスカッションがあまり得意ではなく、授業中のグループワークでも発言を控えてしまうタイプでした。そのため、就活で初めてGDに参加する時は、「うまく話せなかったらどうしよう」と不安でいっぱいでした。
ところが実際に始まってみると、自然と発言でき、議論を整理して全体の流れを作るファシリテーターのような役割まで担当できるようになりました。このとき、「あれ、なんでこんなに話せてるんだろう?」と自分でも驚いたのですが、すぐに英コミュでの経験が頭をよぎりました。講座では、毎回「英語モードの自分」に切り替えて参加していたため、自然と気持ちを切り替える“スイッチ”が身についていたのだと思います。英語で話すという非日常の場で鍛えた発信力や、Zoomなどのオンライン環境でのやりとりに慣れていたことが、就活でも大きな強みになっていました。
英コミュは単なる英語の講座ではありません。自分の殻を破り、人とつながり、新しい自分に出会える場所です。そしてその経験は、きっと皆さんの将来にもつながっていきます。また就活に正解はありません。うまくいかない時こそ、これまでの自分の「好き」や「楽しかった経験」に立ち返ってみてください。きっと、思いもよらない強みが見つかるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんが英コミュでの経験を自信に変え、納得のいく未来を築いていけることを心から願っています。
英語コミュニケーション講座 学生リーダー
法政大学4年 Rey