皆さん、こんにちは!英語コミュニケーション講座の学生リーダーのAdamです。
はじめに簡単な自己紹介をさせていただきます。現在、僕は大阪大学外国語学部スペイン語専攻に所属しており、スペイン語の習得はもちろん、スペイン語が話されている地域(スペインや中南米)の歴史・文化・社会について幅広く学んでいます。
スペイン語を専攻した理由は、高校時代の世界史の授業でスペインの歴史に興味を持ったこと、そして世界に推定5億人の話者がいるとされるスペイン語に将来性を感じたからです。
そんな僕は昨年、1年間大学を休学し、スペイン北西部(ポルトガルの北側)にあるサンティアゴ・デ・コンポステラ(Santiago de Compostela)という街に、9ヶ月間、語学留学兼インターンシップで滞在してきました。今回のブログでは、留学期間中にどのように過ごしていたのかを簡単に紹介したいと思います。(英語とはあまり関係ありませんが、将来留学を考えている方の参考になれば嬉しいです!)
皆さんはスペインという国にどのような印象を持っていますか?サッカーやフラメンコ、サグラダ・ファミリア、パエリア、闘牛などを思い浮かべるかもしれません。しかし、僕が滞在していたサンティアゴ・デ・コンポステラは、皆さんが想像するスペインとはかなり異なる雰囲気の街です。
この街は、ローマ、エルサレムに並ぶキリスト教三大巡礼地の一つで、中世に始まった巡礼は現在に至るまで続き、世界各国から多くの人々が訪れます。石造りの歴史ある街並みが広がる旧市街の中心には、街のシンボルであり巡礼者の最終目的地でもあるサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂(世界遺産)があります。この大聖堂を初めて見たとき、そのファサード(正面)の荘厳さに言葉を失い、それ以来、時間があれば散歩がてら訪れるようになりました(笑)。
留学期間の最初の6ヶ月間は、インターンとして働けるレベルのスペイン語力を身につけるため、平日は週5日、朝9時から午後2時まで語学学校に通いました。授業では専用のテキストを使い、ディスカッションやリスニング練習を行ったり、日本の文化や社会問題についてスペイン語でプレゼンをしたりしました。
クラスにはさまざまな国から来た生徒がおり、一緒に授業を受けたり食事をしたりする中で、多くの友人を作ることができました。授業後は自宅で勉強する日が多かったですが、時には友人と外食をしたり、ピクニックやパーティーを開いたり、学校主催のアクティビティに参加したりもしました。
残りの3ヶ月間は、旧市街にある観光案内所でインターンシップを行いました。主な業務は、観光客や巡礼者に観光地やイベントの情報を提供したり、地図を使って道案内をしたり、困りごとの対応をすることでした。
先にも述べた通り、世界各国から人々が訪れるため、スペイン語よりも英語で対応する場面が多く、世界共通語である英語の重要性を改めて実感しました。(30人ほどの日本人観光客を案内したこともあり、異国の地で日本語を使って仕事をするのは不思議な感覚でした。)
観光案内所の同僚はとても親切で、分からないことがあったり、うまく対応できなかったときにはすぐに助けてくれました。観光客が少ない時間には世間話をしたり、日本に興味を持っている人が多かったため、日本の文化や社会についてスペインと比較しながら話し合ったりしました。スペイン語も英語もまだまだ未熟でしたが、とても有意義な経験になりました。
9ヶ月間の最初の1ヶ月は、スペイン人の家庭でホームステイをしていました。幼稚園と小学校低学年くらいの男の子が2人いて、僕のスペイン語レベルにも合っていましたし、何よりとても可愛かったです。
ホストファミリーはとても優しく、到着して間もなく体調を崩したときには温かいスープを作ってくれたり、早朝に出発する旅行の日には電車の中で食べる朝食を用意してくれたりしました。ホームステイの1ヶ月間はあっという間でしたが、その後も何度か遊びに行って一緒に食事をしました。
また、ホストマザーの提案で子どもたちの学校を訪れ、「桃太郎」をスペイン語で紙芝居のように読み聞かせたこともありました。
残りの8ヶ月間はシェアアパートで生活しました。同居人は何度か入れ替わりましたが、スペイン人2人とアメリカ人1人と一緒に暮らしていました。一人暮らしの経験はあったものの、シェアハウスでの生活は新鮮で、多少のトラブル(料理後に皿を洗ってくれないなど)もありました(笑)。
自炊は主にパスタ中心で、炊飯器がないためお米を炊くのも一苦労でした。また、日本のように調味料が揃っていないため、途中から日本食が恋しくなっていました。
このように過ごしているうちに、9ヶ月間はあっという間に過ぎていきました。文化や習慣の違いに触れる中で、自分の価値観が必ずしも一般的ではないことに気づき、視野が大きく広がりました。そして、スペインという国をさらに好きになりました。
留学は言語習得が主な目的と思われがちですが、それ以外にも多くのことを学べる貴重な機会です。この記事を読んでくださった方の中に留学に興味がある方がいれば、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
P.S. 次回は留学中に訪れた旅行先のエピソードについても紹介できればと思います♪
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リーダー Adam(大阪大学)



