「グローバル人材として活躍する」ということはどういう意味なのか、それはおそらく、日本人が日本列島の中だけではなく、地球儀レベルでその活躍が認められ、称賛・評価されることかな。

そのために重要なことは、自分の活躍する舞台を日本だけではなく、まさに地球儀全体ととらえるとともにそのスケール感を意識することだそう。

 

しかし実際に地球儀を前にすれば一目瞭然だが、日本列島などは、地球儀から少し離れてみただけで、見えなくなるような国。そのような偏狭な日本の中だけで生きてきた自分が、グローバルという土俵のうえでどのように価値判断をするかがキーになる。まずは自分の考え・やりたいことを明確にし、それが外部世界に与える影響を正しく評価し、諸外国でも通用するのかどうかを判断しながら行動を進めることが必要だと思う。

 

そのためには「国際社会に貢献する」という価値観が自己評価するうえで大事なものだと私は思う。海外の人々の見方がどのようなものか、国際社会に受け入れられるものとは何かなどの、まさに地球儀レベルでの価値観や評価がどのようなものであるかを常に敏感に感じ取っておくことも必要なこと。

 

そして、自分のアンテナから異文化に発信するにあたり、コミュニケーションスキルが必要になってくる。コミュニケーションスキルって、これまでにも述べてきたように、単に外国語・言葉だけの問題ではなく、自分をいかに国際的に表現し、理解してもらえるかが問われる。そのためにはどのようなコミュニケーション方法が必要かつ効果的なのかを身に着けていく必要がある。これは何度も実感させられた。

 

地球上には数多の人種・言語・民族が存在し、その異文化に対して自分のアイデンティティをどう表現・アピールしていくかがとても大切。まずは国際社会の目というものをダイバーシティを受け入れながら理解し、個々のアイデンティティ・価値観をどのような分野でどのように発揮したいか、明確なプランを立てたうえで、世界に発信していけるコミュニケーション能力をつけることがグローバル人材には必要だと考える。

 

グローバルという訳のわからない大波をかぶり、打ちひしがれることが多々あるかとも思うけど、引いていく大波にさらに向かっていくような意気込みと勇気をもって、自分の目指す理想像へと向かっていって欲しい、未来ある若いジェネレーションには。世界にはばたけ、グローバル人材!!

 

最後は、かなり抽象論になってしまったので、前回の投稿と合わせて読んでいただけると、よりイメージがわきやすいかも。

 

 

 

 

Thank you for being with me!!

 

2018年大阪市立大学での講座中

 

☆英語コミュニケーション講座講師

ニックネーム:Jie