共同親権と養育費問題 20240518 | アテナの会代表 菱斐詔子のブログ

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みなさん、こんにちは。

 

 

初夏の、いちばん過ごしやすい季節になりました。

春の花や果物が芳しいシーズンも好きですが、目に青葉というシーズンもいいですね。

 

 

 

さてさて、個人的には、落ち着いているようでいて、案外、学びの多い日々です。

 

 

 

昨今では、共同親権について、国会の方で法案が進んでいるようです。

 

一概に、共同親権が良いですよ、悪いですよ、とも言えません。

どんなに良いものであっても、腐った人の手によれば悪く化けるとも言えます。

 

また、日本という国として、国際社会の中でどう振る舞っていくのか、などいう体面を持ち出すと、更に話がややこしくなりそうです。

 

ただ、言えそうなのは、権利者が増えて、訴訟と問題が増えそうですね。

 

 

 

養育費の問題については、よく分かりませんが、払わなくて良いということにはならないでしょう。

 

法的に申し立てをすることで、機械的に決まって来るはずです。かつて一番タチが悪かったのは、自営業者等の所得隠しでした。でもそれも、国がマイナンバー制度を整えることで、インチキがし辛くなるのも時間の問題でしょう。よって、今度、養育費徴収の強制力は、強くなっていくと思います。

 

それこそ、他スレで憂慮されている『専門家』の輝かしい出番ではないですか。

 

逆に、「逃れられます」なんて言う方が、詐欺っぽくて、そんな説を万一にも信じるほうがアブナイんじゃないの?、ということになり、逆に心配になります。

 

 

 

日本では、認知というものは男が好き勝手に認知できるらしく、それもとんでもない法律が大手を振って歩いているわけなのですが。多分、認知も養育費も、どちらも男の責任であるというような一側面の価値観からしか世の中を見ていないから、そうなったのでしょう。しかし、養育費と認知は必ず連動する様にスキームを明確化して欲しいですね。義務は負わず、払うものは払わず、認知してストーカー行為だけは出来るなど、普通では考えられないような行動を当たり前にする人も世の中には居るのです。片手落ちではいけません。

 

また、精子バンクなどにより、一般的では無い方法で出産に至ったケースなども、当事者の立場を踏まえて相互理解に基づく制度になっていくと良いと思います。

 

 

 

女性としても、そういう望ましくない現実を、良く考えた上で、自分の人生を決定していく必要がある、ということにならざるを得ませんね。

 

 

 

案ずるべきは、親になるという過程で踏まえるべき現実について、その脇の甘さが教育や社会環境によって十分もたらされずに問題が起きてしまうという、必ずしも本人だけの責任と言い切れない部分があるということです。

 

 

 

男性にしても女性にしても、ただの浮かれポンチの結婚や恋愛というものを反省し、良く分かった上で結婚や出産というステップへ進んで欲しいと、願わずにはいられません。

 

 

 

そのためにも、曖昧な逃げ得のための道は、人々を惑わせるとも言えます。そのような道は、閉ざしていくべきだと思います。