汝、自身を癒せ。 | 占星術、フラワーエッセンス、他、告知専用ブログ

占星術、フラワーエッセンス、他、告知専用ブログ

内出京子のblog。
仙台発信。
2021/10月よりテーマ変更。
フラワーエッセンス療法
心理占星術、
表現アートセラピー、
演奏活動諸々、の告知専用ブログです。



ttp://sky301.wix.com/athecafe

いま、9年ぶりくらいに心理療法を受けている。

震災前も受けてた。
その時の 理由は、
私が過去、通っていたスクールでは、人の癒しや援助に携わりたいのであれば、自分の中の掃除をしなさい。
それが在籍条件のひとつだった。

15年前の私の認知は、かなり歪んだものだったし、
鬱も発症していたので、8年くらいかな、コミットしていた。

ハコミやフォーカシング、心理士による面接(この時はひたすら語るだけ、傾聴だけで終わるという物足りなさと心理士さんとの相性もあり途中でやめた)
その後、箱庭がルームに置いてあり信頼できると確信出来るカウンセラーさんに出会った。
(そうそう、その頃に表現アートセラピーにも出会って、いつかこれを勉強したい。。と、思ったのだった。)
他にも、フラワーエッセンス療法とハンズオンヒーリングも長く受けていた。
今の私のフラワーエッセンスのセッションは当時の体験が基盤になっている。

自分にアプローチを入れるのは大変な作業だが、いろんな療法家さんたちが真摯に関わってくださり、自分は立ち直ることが出来た。


で、
今、再び 心理療法に通うことにした。
今の自分のためにもう一度見直す事が必要になった。

心の螺旋階段を降りていくと、最初立っていた所より下の同じ地点に立つ。(今、ここ。)
フラワーエッセンス療法でも、同じエッセンスが巡ってくる時がある。(それをタイプレメディと呼ぶ。)


心理療法を受ける切っ掛けは、
ある人の勧めもあり、それとシンクロする形で自分の中の目詰まりが浮いてきていたのを感じていて、クリアにしないと先に進めないと感じたから。


ひとつの波が去り、凪が来て、
そしてまた新しい波が来る。
人生と自然の摂理は似てるのかも。
時はまた巡ってくる。

1歩踏み出してみたら、ポンポンポンと連携プレーのように扉が開く。

心理療法、全く自分と接点の無い他人である誰かに自分の内面を語る。
じぶんがカウンセリングを学んでいたとき、心理士やカウンセラーはクライエントにとって最も遠くて近い人。という表現を聞いた。
これはとても大切なことだと思う。
その日初めて会った心理士さんはキャリアのあるベテランの方々だった。

インテークを受けた時点で打ち砕かれた。
自分の中の気がつかなかった苦しみ(意識化されてない所に光が当たる感じ)に気がついた。
その時点で通うこと、自分への更なるコミットを決めた。

どうしても、自分1人では出来ない作業領域がある。
それは、無意識化されている心の奥の深い問題。
ここ何年も、専門家に自分の内的なこと語ってなかったから気持ちの整理整頓に丁度良い。
タイミングは大切。

という経緯で
いま、私は完全に打ち砕かれている訳なんだけど、
それで良いのだと思う。
バラバラに砕かれ、欠片をもう一度拾い集めて再生する。冥王星の仕事。土星の後始末の仕事。

占星術的には、いま自分は土星回帰していて、これまで生きてきた過去を振り返り綺麗にする作業が全くもって理に叶っている。占星術は本当に面白い。

で、
いざ心理療法を受けてみると、
忘れていた記憶の数々が鮮やかに蘇ってくるのだった。

自分がこんなに色んなこと忘れていた事にも驚きだし、話を聴いていただく事で、昇華するものもある。

今回の心理療法仕さんは、
過去に受けていた方々とは少しタイプが違って、傾聴だけではなく、言葉の隅の普段スルーしてしまうポイントを的確に掴み、

それはどうしてなのか?
その事でどうおもったのか?
何故そう思うのか?等、ぐいぐい聞いてくる。

その度に私は息を呑み、その答えを探す。
探している時はおそらく脳は過去に退行している。
なので、錆びた記憶が浮いてくる。

その記憶、子供の頃から大人になるにつれて、大人になってからも、
自分の中の見えなかった傷を知る。そこにフォローが入る。その時点で、認識が変化するときもある。

めっちゃキツくて、めっちゃ泣いて、そして気づく。
それを繰り返している今。←マゾかも?笑
辛いんだけど、スッキリした方がいい。

心理療法家さんは、私より歳上だと思うし、ずっと心理業務に携わって来られた方だから経験値も高いだろうし、資質もあるんだろう。
ご自身もご自身を見詰める事をされてきたのだろう。
でなければ、あの場は作り出せないと感じる。

行く度に、揺さぶられて帰ってきて、
解体され、そこから立ち直り、
自分の浅さを感じ、凹む。
それでも
今日出来る精一杯をしようと思う。


そのプロセスの中で、
の中でも書いたけれど、
(涙を呑み込んでいた話がここに出てくるのでお時間ある方は読んでみて下さい。)


先日のセッションで聞かれた。

心理療法士さん--『子供の頃、呑み込んでいた涙や怒りの感情は、呑み込んだらどうなると思いますか?』
私--「心の奥の深いところに沈んでいって大人になると見つけられなくなると思います」

『それは無くなると思いますか?』
「無くならないと思います。無意識化されていきます」

『無意識化されても、有る訳ですよね。それはどうなっていると思いますか?』
「おそらく、深いところで発酵してしまうのだと思います」

『その話、以前お話ししてましたっけ?』
「いいえ、初めてです。そう思うから答えています」

『発酵まで合っています。その発酵したものは、その心の奥でどうなると思いますか?』
「....わかりません」

『....その発酵したものから、ガスが出ます。ガスは心の奥の奥に充満します。それが鬱の原因になります。』

....。

ああ、そうだったんだ。
私はずっと子供の頃泣いていて、泣くと叱られて、泣き声を必死で呑み込んでいた。
学校に適応出来ず、亡霊のように通っていた。
当時は登校拒否が認められなかったので、本当に辛かったし、亡霊でいた多大な少女時代の時間は辛いだけだった。自分さえ我慢すればものごとはうまく行く。人を怒らせてはならないと、感情をいっぱい呑み込んでいた。その癖は染み付いていて抜けていなかった。
子供の頃は自分を守るために必要だったのだが、それが無意識化され生きづらさの原因になっていた。
(いまはそれほど生きづらくない。好きなことをして生きているし、我慢することも殆ど無い。なのでもう心理療法も卒業と思っていたのだが、其処から先があったのでした🤭)

鬱だった頃はガスが充満していたんだと思う。
それが、やっと、わかった。


今の日本は生きづらい。自殺者が年間2万人以上。
夏休み明けには子供が飛び降りてしまう。悲しすぎる。
大人になって、機械の部品のようになり、自分が誰であるか、忘れてしまう。
自分さえ我慢すれば良いと思って、生き生きした表現力を忘れてしまう。


そこから抜け出そう。
もっともっと自分を生きよう。

心理療法は、それを助けてくれる物凄く有益なツールだ。私は今回 心理療法を受けて(まだ4回目だが)
自分が何故、フラワーエッセンスのアグリモニを摂れないのかを深く理解した。

同時に、今、自分がいちばん必要とするエッセンスを自分のためにやっと選ぶ事が出来るようになった。

初めてフラワーエッセンスを摂るときのように、ゆっくり時間を掛けて、核心に急がず、その周りから癒し変化にコミットする事にした。
これはセッションの中でもしている事で、突然ストライクゾーンには行かない。エッセンスが分かったとしても、初めてフラワーエッセンスに触れる方にいきなり核心のエッセンスを手渡すのは大きなリスクを伴う。ゆっくり周りの枠、土台を作るところからエッセンスを選び、回数を重ねていく中で深めていく事をしている。最も安全な枠組みを選択する。時間は掛かるけれど。

フラワーエッセンスは本当に助けになる。
自分が変わりたい時、蛹から蝶になる時のように、
自然の中の花のエネルギーがそのプロセス支えてくれるんだ。

完全な人は居ない。

苦しみや哀しみは、人生の中にあって当たり前。
そして
苦しんでいるのは自分だけじゃない。

人は、人との関わりの中で癒えていく。
その癒しは、人と関わる事によっての
自分の内側の変化から もたらされると感じる。


自分は誰かを生きることは出来ないし、
誰も自分を生きれないのだから。

その中で、苦しみ、哀しみ、辛さ、を体験していく。
それを堰き止めないで。

男だから泣いちゃダメなんて無い。
女だから耐えなければならない なんて無い。
みんな人間なんだ。
そこには上流も身の丈も無いの。

人が人である限り、
人としての感情を味わい尽くし、
涙を堪えず、怒りを感じ、喜びを味わい、楽しさを生きる。


ソウイウモノニワタシハナリタイ。
    ↑
今ここ。

最後に1つだけ。

援助職の方、援助職を目指す方
特に、スピリチュアルを前面に出して人と関わる方は
自分に合った方法で、自分を癒し続ける事が大切だと感じます。光は自分の歩いた道までしか灯せない。

「汝、自身を癒せ。」

フラワーエッセンス療法の
根幹の言葉の深さを考える秋の夜。



エケネイシャ(エキネセア)
【調和時の性質】自己がその核心で統合された状態。統合された自己意識にアクセスし、それを維持する能力。(とくに大きな挑戦に出会った時)。
(フラワーエッセンスレパートリーより)



いつもありがとうございます。
内出京子🌸