憧れの栗あんこバタークリームパン | パパが女(アリッサ)になったとき LA発LGBTトランスジェンダー家族日記

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「タイランドのトムクルーズ」とママ友からもてはやされたイケメンパパがある日突然「MTF(トランスジェンダー女性)である」とカミングアウト。苦労や苦悩もあったけど、私たち家族は大丈夫。LAから体験記を発信してきます。

はじめまして。カリフォルニアでトランスジェンダーのパートナーと娘2人の家族4人で楽しく暮らしている高山愛です。はじめてのかたはこちらからどうぞ。


これです

愛の証し。あたしの煮卵ちゃん。かわいすぎ。娘たちも煮卵大好き

今日のラーメン具、煮卵とネギだけ



 

近所の韓国マーケット内のパン屋さんで新商品が発売されて早3ヶ月。どんなパンかというと、甘いそぼろがでコーティングされたパンの間に、あんこと栗とバタークリームがはさまれてる。栗はたぶん缶詰の安いヤツ。バタークリームもちょっと安っぽい。B級グルメの女王的オーラがまったり輝いてるとこが、まさにわたし好み。

 

韓国マーケットに立ち寄るたびに、この栗いりあんこバタークリームパンがわたしを魅了してやまなかった。「早くわたしを食べなさい」って悪魔のささやきが聞こえてきそう。でも、このパンにはまったら、デブの道へまっしぐらな予感がして、パンをちら見して、目をつぶり、その味を想像し、うっとりすることで、自分をごまかしていました。

 

しかし、もう断ち切ったり、誤摩化したりできないほど、このパンへの想いは飽和状態に達していました。

 

今日は早朝からいい仕事をしたし、夏休の間中こどもたちのお世話がんばったし、その夏休ももう終わりだし、子供たちはふたりともサマーキャンプでいないし、おなかはペコペコだしで、ついに買ってしまいました。

 

韓国マーケットの屋外駐車場にとめたわたしの車の隣で、立ち食いしました。太陽の下で食べてみたかったし、それよりなにより待ちきれなかったので。予想通りの安っぽくて幸せな味でした。栗とあんことバタークリームと甘いそぼろの相性抜群。

 

「このパンを考案した人はすごいな」とか、「もうデブになってもいいや」とか「死ぬ前の最後の食事はあんドーナツって決めてたけど、こっちのがいいかも」とか考えて、幸福な気持ちに浸りながら、ムシャムシャ、パンをほおばってたら、通りかかったメキシコ人っぽいおばちゃんが「あなた、よっぽどお腹が減ってたのね」と笑いながら通り過ぎていきました。太ったおばちゃんに笑われちゃったよ。

 

あー、幸せの栗あんこバタークリームパン。

 

以前にも書きましたが、幼少期、極貧とまではいかないものの、ちょっと貧乏だったので、食べることへの執着心が半端ないです。作るのも食べるのも大好きです。今日は、憧れのパンを堪能できてよかったな。昔貧しかったおかげで、食べることへの強い愛情がはぐくまれて、ラッキーだったな。明日かあさっても、あのパン食べたい。

 

 

いつもブログを読んでくださってありがとうございます。わたしはこのブログを書籍化を目標にして、真剣に書いています。それは、トランスジェンダーの人たちと彼らが関わる人たちすべてに伝えたいメッセージがあるからです。このブログとほぼ同じ内容を下記のサイトにも掲載しています。「読んでよかった」ボタン押していただけたら本当にうれしいです。よろしくお願いします。