はじめまして。カリフォルニアでトランスジェンダーのパートナーと娘2人の家族4人で楽しく暮らしている高山愛です。はじめてのかたはこちらからどうぞ。
英語に"Calling"という言葉があります。
もともとは「神から与えられた使命」という宗教的な意味合いをもつ言葉。現在では「天職」と訳されるけど、かみくだいて言うと、好きで好きでたまらない仕事、幸福感を感じられる仕事、自分らしさを活かせる仕事、周囲を幸せにしていると感じられる仕事。
わたしの現在の仕事はマッサージセラピスト。これがわたしのコーリング。神から与えられた使命というかご褒美。アメリカの大学を卒業して以来、みなが呆れて言葉を失うくらい、あれこれ仕事をかえ、営業とか編集とか、コックさんとか、フェイスペインターとか、これでもか、これでもかというくらい、新しいことにチャレンジしてきたけど、それらは今の仕事に出会うまでの準備期間だったのだと思っています。
食べ物にしても、恋愛相手にしてもいろいろつまみ食いしてみないとわからない。あれこれつまみ食いして、じぶんが何が好きなのか、なにをしたいのか突き詰めていき、ある日、究極の味、または恋愛相手に辿り着く。いろいろ試していろんな味を知ってるから、かぶりついた瞬間にわかる。「あ、これだ。一生これを続けていこう」って。
マッサージは体に触れるだけでなく、人の心の奥に触れられるとこが好きです。体をほぐすだけでなく、心をほぐすことができるのが実に快感、うれしい。アリッサのカミングアウトで辛く悲しい思いをした後にわたしは以前より、よい仕事ができるようになったという強い自信があります。金八先生のうたのとおり「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから」。
好きで好きでたまらない。
だから、仕事前と仕事の後に毎日感謝します。「今日もマッサージで人のお手伝いができて感謝します。ありがとう」
そして自分に毎日いい聞かせます。「わたしははすご腕マッサージセラピストで、わたしのマッサージを受けた人は必ず癒されて、幸せな気分になります」。
こういうビッチーな思い込み、大切。わたしはつくづく愚かな幸せ者です。
いつもブログを読んでくださってありがとうございます。わたしはこのブログを書籍化を目標にして、真剣に書いています。それは、トランスジェンダーの人たちと彼らが関わる人たちすべてに伝えたいメッセージがあるからです。このブログとほぼ同じ内容を下記のサイトにも掲載しています。「読んでよかった」ボタン押していただけたら本当にうれしいです。よろしくお願いします。