今回は映画館で見たわけじゃないですが、観たかった映画が少し前に配信に来ていたため見た作品のご紹介。
大泉洋さん主演の、騙し絵の牙です。
大手出版社、薫風社は昨今の出版不況の影響を受け経営に行き詰まりつつありました。そんなおり、創業者である社長が亡くなり、社内の権力争いが顕在化。雑誌「トリニティ」の編集長である速水(大泉洋)と書を愛する若手編集、高野(松岡茉優)の、社と、文学の生き残りをかけた戦いが始まる…と、ざっくり言い過ぎて何も伝わっていない気もしますが…。
赤字事業を縮小して黒字化を目指したい東松(佐藤浩市)と伝統と己の立場を守りたい宮藤(佐野史郎)による社内での勢力争いも面白かったです。
大泉洋さんは色々なところで活躍されていて有名な方ですが、個人的に好きなのはレイトン教授の声。
堀北真希さんのルークと併せて、レイトン教授の雰囲気を良く作っていたなあと思います。
と、ちょっと話がそれましたが…会社内での勢力争いや知力戦が好きな方にはオススメの映画です。
そういう全体の流れの中で、紙の書籍、町の小さな個人経営の書店などのエピソードもあり、色々と考えるところのある映画でした。
にしても、最近映画館に行けてなかったのでそろそろ欠乏症になってきました。
映画館行きたいですね。