こんにちは。
鉄は熱いうちに、というところでネタバレこみこみの感想も勢いで書いてしまいます。
お暇な方お付き合いください。
※多分そこそこのマリオフリーク向けの話になります
劇場では、一番最初にこのCMが流れます。
40年の歴史を感じさせる良いMV…そして、これに胸を打たれる人は今作の映画もにやにやしながら見ることになるでしょう。
・買ったグッズなど
グッズは買い出したらキリがないので、ポップコーンだけ購入。
蓋がフリスビーになっています。
バケツ+フリスビーと考えると1500円のポップコーンとしてはリーズナブルかも。
くずかごにしよう。
特典はポストカード、キャラクターカードセット、抽選券付きカード。
マイニンテンドーから応募すると、抽選で1000名にヨッシーとハテナブロックのクッションが当たるらしいです。
カードは絵柄固定で5枚。
ニンテンドートゥディでログインするともらえるカードの実物版で、今回のレギュラーメンバー勢揃いです。
これのNo2-6てすね。
ランダムじゃないのは嬉しい、
というわけで、軽い感想にいきましょう。
・星の母ロゼッタとチコ
前作は前の紹介で話したように、マリオと異世界であるキノコ王国との出会いのお話でした。
つまり、映画の世界でのマリオの始まりの物語。
今作では星のお姫様ロゼッタがクッパJr.に攫われるところから物語が始まります。
ロゼッタは割と新しいヒロインなので色々と謎が多いんですが、今回かなり混み合った秘密の開示がありましたね。
・父性と友情
何故、クッパの子供が父と同じようにプリンセスの誘拐を企てるのか。
それは、昔見た父との夢を叶えるためでした。
割と父と不仲から始まったマリオ・マリオさんと比べると、父子の関係性テーマはクッパ親子が持ってますね。
しかしここでも明かされない母…解像度が高くなるたび、謎が深まります…。
マリオの映画は楽しいエンタメに張り切って良いと思うんですが、今作はクッパの心の動きがちょっと面白かった。
クッパが改心してマリオの仲間になる展開はかの名作RPG、スーパーファミコンのスーパーマリオRPGを思い出しますが、真摯に親を慕うクッパJr.のために再びマリオに相対することを選びます。
奪うこと、悪を働くことを悪いことだとちゃんと認識した上で、子の願う道を後ろから支える。
これは、任天堂の作品としては結構珍しい気がしていて、「ちゃんと正当性があるように見える悪い判断」のように見えます。
クッパ大王が40年前に生まれた頃は、ここまで悪側の正当性や納得感は必要なかったと思うので時代と共に変わってきた倫理観な気がします。
まあ全くあり得ない、仮定の話として。
ロゼッタの命をあのまま使い切っていたら。
クッパJr.が命を奪ったことになり、悪として生きる道しか無くなります。
それを叶えようとしたクッパ大王本人も、その責任感から光の道に戻ることは難しかったでしょう。
じゃあマリオはいいのか、って話ですが、マリオは「残機」っていう概念があるので何回やられてもいいんですよね。
そもそも、クッパJr.はまだ幼児なので自我が薄い。
そのため、悪役として立つ時は誰かのためということになる。
誰かのために立ち上がる、というのは悪の行動でも、誰かのための戦いなら一定の正当性が発生する…ここはテーマとして子供向けのエンタメとして振り切るには難しいところではありますね。
・宮本さんの引き出しと多過ぎるネタ
なんて、難しいことを言ってしまいましたが、この映画の真骨頂は長い歴史に支えられた原作ネタの数々。
前作もレッキングクルーにはじまり、パルテナの鏡やゲームキューブの起動音など冒頭だけでもとんでもない物量の原作ネタが埋め込まれていました。
特に気に入ったところをピックアップして紹介じす。
○傘のピーチ、仲間のクッパ
というわけで、わかる人は一発ですが、これもうスーパーマリオRPGなんですね…。
ピーチの横にいるキノピオがフライパン装備なのも熱いです。
あとは、キノコ城が攻め込まれる時ですが、シャンデリアが揺れて崩壊するところもRPGの冒頭の戦闘っぽかったですね。
これはちょっとこじつけかもですが、最後の戦いのルイージが「雲」の変身アイテムだったのも、マロを思い出します。
そんなわけでかなりスーパーマリオRPGの要素を感じましたね。
○ヨッシーアイランドのヨッシー
ヨッシーメイン映画でもある、ということで、ヨッシーの話もふんだんに入れ込まれてました。
ヨッシー主演作のヨッシーアイランドのオマージュで赤ちゃんになるマリオブラザーズや、伝わるかわからない「ヨッシーのロードハンティング」のスーパースコープとヨッシーのセットアップ…。
風船マリオのP風船も良かったです。
○宮本ワールドの仲間達
ロボット、ピクミン、ゲームアンドウォッチ、フォックス=マクラウドと宮本さんが手がけてきたゲームのネタがどんどん出てくるのも良かったです。
ピクミンはマリオのオマージュであるキャプテンオリマーが主役であることもあり、ここにいてもあんまり違和感ないんですよね。
ゲームアンドウォッチは、なんならスマブラを思い出しましたね。
スターフォックスは結構同行するんですが、あれ、墜落してダイナソープラネットに着陸したのはスターフォックスアドベンチャーのオマージュだと思うんです。
アニメのカットインや、原作版のスリッピーの顔が出てきたのも良かった…。
数少ない不満点?としては、フォックスの性格なんですかフォックスは作品によって性格が異なるんですよね。
一番好きなのは64の頃の精悍で真面目なフォックスなんですが、映画のフォックスは最近の陽気でカッコいいフォックスなんですよね…。
まあこれはこれで。
そして、敵方で登場する夢工場ドキドキパニック…もといスーパーマリオUSAのボス、マムー組ですね。
キャサリンは客演が多いのですが、ネズミのドン・チュルゲはかなり珍しいと思います。
マムーの手下はヘイホーだと思うんですけど、なぜかハックン大量出撃してましたね。クッパファミリーに警告を送ってたし、悪の軍団ネットワークがあるんでしょうか…。
マリオUSAではステージの合間にスロットがあり、赤い緞帳もあるので、カジノ空間はそこのオマージュなのかも。
ここでも細かい不満点はあるのですが、キャサリンは当時でいうオネェキャラで、ヨッシーのことが気になっている割と愛らしいキャラだったの思うので、その辺が片鱗が見えなかったのが少し残念でした。
あとは画面を変えて追尾してくる仮面がいなかったのも…まあここはテンポを崩してしまうし、単純に恐ろしいのでなくて正解だったかもしれません。
マムーも出た今、ドンキーの再演があればいよいよキングクルールの出番もあって、ディシディアファイナルファンタジーみたいになりそう。
・星の王女達
前作でピーチ姫の出自について少し語られましたが、今作でその話で決着がつきました。
まさか姉妹とは思っていなかったので、今作はかなり衝撃的でした。
ロゼッタ、すごい躍進だなぁ…と思いつつ、もう1人のお姫様、デイジーのことを考えていましたが、こちらもサプライズでエンディングに登場していましたね。
1でマリオの誕生秘話、2でギャラクシーとロゼッタ、ピーチの話に決着を付けた今、3でデイジーをメインにしてどんな話にするのか、とても気になります。
サラサランドにいってタタンガと戦うのか、スーパーボールが出てくるのか、ルイージとのロマンスになるのか…。
スーパーマリオランド(GB)はフレーバーに触れられる機会が少ないので、この機会に最新映像化するのは楽しみではあります。
そして、GB系列から攻めるなら、6つの金貨やそれこそワリオがテーマに絡んでくる、となるとメイドインワリオの要素も入ってくる、つてことはアシュリーの客演も…?なとなど、まだまだ広がる余地があるので楽しみ過ぎますね。
・まとめといろいろ
この週末で色々と意見や感想をみましたが、結構賛否が分かれているという意見を見ました。
確かに、映画の体裁や筋書き、例えばマリオを知らない人が観に行ったら単体で楽しめるか、というと難しいと思うので、その目線から観に行った批評する立場の人間はなんじゃこりゃ、という感想になる人もおかしくないと思います。
先に触れたヨッシーとスーパースコープの話なんかはガッツリ刺さる層は限定的だし、アーウィンのエリア外に出た時の宙返りやこっそりレーザーがレベルアップしているところ、墜落シーンの再現、スターフォックスアドベンチャーのオマージュかと思いきやオデッセイの恐竜が出てきて…といった流れは、私は感心しっぱなしでしたが背景がなければ唐突な展開かもしれないし。
マグマに落ちたクッパが骨クッパとして復活するのも、そんなのあり!?ってなるかもしれないし。
表現が難しいんですが、この映画は昔遊んでてしまい込んでいた玩具箱を、丸ごとひっくり返した体験なんじゃないかと思います。
ワクワクや楽しいを目一杯スクリーンに詰め込んだ映画。
ある意味で子供向けに張り切っているようで、メインのストーリーラインとしてはクッパの心境の変化は親子愛と友情の天秤でヘビーなところだし、マリオワールドとしてのロゼッタとピーチの新設定は衝撃的でした。
そんなわけで割とチグハグな部分はあるのですが、そのおもちゃ箱の楽しさには抗えないわけで、私としてはとても楽しい映画でした。
個人的にはマリオを遊んできた人間にとって見ない手はないので、とてもオススメです。
ちなみに、スーパーマリオワールド、ヨッシーアイランドやスターフォックス64はニンテンドーオンラインのプランで遊ぶことも可能です。
映画を見てから遊んでも発見があると思うので、こちらもおすすめです。