ライアーができるまで | yuの日々 Sun Sun♪

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 ご縁あるあなたの心に陽だまりのように温かい光がさしこむ日々のことを書いてみようと思います。

  熊本のヨガスタジオ、sha cocoro studioをやっています。



 2023年に入ってすぐに誕生した

手作りのライアー、Kuuをご紹介します。


 26弦のペンタトニック、レムリアン音階。


 心地の良い音色と

繊細に揺さぶるバイブレーションを

触れる人に与えてくれます。



 きっかけは、紹介されてご縁あった

パワーストーン屋さん。


 話の流れで、前から気になっていた

タオライアーを背中に乗せてもらったこと。


 音が聴こえ出した途端に

水や空気がキラキラと輝く

美しい世界がイメージに出てきて

桃源郷にトリップしたような感じ。

終わると共に、自分の深い部分、

はたまた、魂が喜んでいる感覚がして

涙が出てきました。


 この感覚を、他の人にもシェアしたい。

ライアーが欲しい!


 そんな衝動でその日のうちに、

ライアー作りのWSをしている先生を探し

問い合わせをしました。



 それが、鬼塚聖貴先生。


 雲仙にアトリエがあり、熊本からなら

通えるところだ!と思いましたが

全国を回られていて、アトリエには

年末年始しかいないとのこと。

(問い合わせたのは9月) 


 そのまま勢いで年末に四日間、

通うように決めて、楽しみに

月日が過ぎるのを待ちました。



 アトリエは、周りになーんにもなく

Googleの地図にも出てこない道沿いの

ポツンと一軒家みたいなところ。


 一度、雲仙普賢岳に登りに行った帰りに

念のため、下調べで場所を確認しに行きました。 



 年末に急遽引越しが決まり

日程が困難になったので、

結局年末と年始に分けて通うことに。



最初にライアー本体をどの素材の

どの形にするか選ばせて頂きました。


 私は山桜をチョイス。

From群馬だったかな。



 使ったこともない木槌とノミで

何度も親指を打ちながら

トントンカンカン。


 最初は変な力みが入ってしまい

途中途中で身体に負荷をかけない

道具の使い方を考えながら、、、


 ある意味、集中して瞑想的な時間。



 ↑二日目でここまで彫りました。


 陰陽の太極図を渦で現し

その下に三日月と雫。

これは「Y」も意識して。



 一旦帰宅して、引越し準備〜引越しで

ドタバタしてる中でも、夜な夜な削り

主に、彫刻刀で細かいところを削りました。


 年越しは新居となりましたが

その年が変わる瞬間も作業していたので

かなり思い入れの深い作品となりました。



 三が日が終わってすぐにまた

アトリエにお邪魔して、

裏面の厚みが気になるところを削ったら

お日様が高くなってきた頃に

外でヤスリがけ。


 日向ぼっこしてるモモアちゃんが

ひっついて応援してくれました♪



 木が傷まないように塗装。



 そしてしばらく乾燥。



 裏側も全体彫っています。


 弦を張る前に、何度も指でコンコン叩いて

響き具合を確認して、鈍い音のところは

また削って、の繰り返し。


 細かく削ったり高低差が

音を反響させていくのだそう。



 持参したパワーストーンも

入れ方を教えてもらって追加。


 スモーキークォーツ、ローズクォーツ、

ラブラドライト、ラピスラズリを。



 アトリエ4日目。

もう一度、塗装〜乾燥。


 いよいよ弦を張って完成です。



 ドリルを使って、何というのか?

弦を巻き付ける柱をつけてもらって

26本の弦張り。


 太さによって張り方が違うので

難しくてだいぶ手伝ってもらいました。


 木の種類、形、彫り方、石で

このライアーも、ライアーから生まれる音も

唯一無二のものとなりました。



 完成して、そのまま森へ。

そしてその場で調律してもらって

まず最初のひと演奏は鬼塚先生が。↑↑



 木に当てて、共鳴させてご挨拶を、と言われ

タブの木を選んでしばし弾いてみました。


 本体だけで弾くよりも、木との共鳴で

バイブレーションがすごくてびっくり!


 目を瞑ると虹のイメージでしたが

その時撮ってたもらった写真にも虹♪


 光のシャワーを浴びた中で弾いてたんだ!



 アトリエに年末年始通っていたのは

私だけでしたが、ちょうど、

鬼塚先生のパートナーSayumiさんが

四年越しでコツコツと制作していた作品が

同じように誕生していました。


 その歳月と知識と技術を持って

本当に素晴らしいものが出来上がっていて

その瞬間に立ち会えたのも感動でした。



 完成した翌日の一粒万倍日。

福岡から友人親子が訪ねてきたので

早速ライアーセラピー体験を♪


 もちろん、一番に体験してもらったのは

夫でしたが。


 実際に音だけ聴くよりも

身体に当てたバイブレーションは

びっくりな感動です。


 音色もどこか懐かしく、心地いい。



 スタジオのクラスが年明け再開して

二週間ほどの間は毎回ライアーを持参して

レッスンの最後のお休みのポーズで

もれなく全員にライアーセラピー体験を。


 やはり皆さん、感動してくれて。


 「琴線に触れる」ってこういう事ですね、とか

要らないものが出ていくよう、とか

あれから何日も振動を感じる、とか

感想を頂いてます。


 アロマトリートメントをした方にも

微睡んでいる中で最後にしてみると

魂が清められる感じがした、と。



 スタジオを飛び出して、もっと

色んな方に体感して頂こうと

「8」のつく日に開催のマルシェ、

「ひとしずく朝市」にも思い切って出店。



 周りに人が沢山いる中でしたが

音が鳴り出した瞬間に、

一気に周りのざわつきが気にならなくなり

この音の海に入り込んで行ったようです。



 マルシェでは受けてくださった方に

感想をノートに書いて頂きました。

 

 それ以上に、沢山お話をして、

感じたことを話して頂いてるけど

また、文字という形にすると

ご本人へのインプットにもなるかなぁ、と。



 福岡の村から遊びに来てくれた

ヨガ友の兄さんは、最初は

気持ち悪かった、と。笑


 だんだんそれが抜けていって

その後は繊細にこのバイブレーションを

味わってくれて。


 微炭酸のような細かい泡の粒で

川の流れのようだ、と。

量子の領域だな、と。



 そう。量子の領域。


 過去3年ほどかけて、量子力学を踏まえた

心と身体の学びを深めていましたが

それが、音という波動を通して

繋がっていきました。


 だから、セラピーの手法も

元々していたヒーリングや量子力学の学びを

自分の中で融合させています。




 毎日のように奏でていたら

自分自身の感覚も敏感になってきて

改めて、クリスタルボウルを弾いてみたら

その波動、バイブレーションも

更に共鳴しやすくなっているのに気づき、

声の波動も受け取りやすくなっています。


 新たに加わったという感じよりも

本来、人が持つ感覚を取り戻している感じ。


 また、少しずつ、色んな方に

体験して頂こうと思っています。




まずは、ひとしずく朝市に再び出ます。


 2月8日(水) 10:00〜14:00


 養生伝承館 いのちミュージアム

 (菊池市泗水町吉富3183)


 体験料500円


 ※今回は、「龍のカケラの御麻守り」も

販売しようと思っています。


 こちらは貴重な精麻で龍を作る

アーティスト 麻和ひとさんの作った

龍から出てきたカケラを分けて頂いて作った

アップサイクル商品です。


麻和ひと さんの記事はこちら。





ぜひ、遊びに来てくださいね。



I Love  you



熊本sha cocoro studio  yu.