【建築士定期講習をうけました2】




そんな建築士定期講習ですが・・
毎度おなじみのビデオです。


ただ一日ビデオを見せられるだけ。
講習会のくせに講師なんて一人もいません。


昨今は本当にこういうのが増えましたよね、これがもう普通ですか?
まあ、人件費押さえて講習会費用を下げるためには仕方ないってことなんでしょうかね。




部屋の前にちょっと大きめのモニターが2台3台。
そこにビデオが流れます。


でね、
見えないのよ・・
画面。



目が悪くて眼鏡の私。
どんどん老眼が進む私。
普段眼鏡は遠近両用眼鏡で仕事やPCや新聞見る時は手元用の中近眼鏡に掛け替える私。


手元のテキスト見る時は手元用眼鏡・・
モニター見る時は遠く用眼鏡・・


本当の講師さんと黒板とかプロジェクターの文字ならたぶん何の問題もないのです。
が、モニター画面内の文字は手元用では見えません。

掛けて外してまた掛けての繰り返し。
しまいに嫌になってもう画面は見ない・・
聞いてるだけ。



はぁ~



周りを見るとみ~んないっしょ!
だってみ~んなにたような年齢ばっかり。
もっと年上の爺さんがいっぱい。



疲れる。
それで疲労困憊。


若い人ばっかりじゃないんだから・・

ビデオにするならもっとでっかいプロジェクターとか各席モニターとかにしてくれませんか?
お願いします。





そうそう、爺さんと言えば・・
以前受けた際に廻りに爺さん達がいっぱいたんですが、まあ60歳から70歳、上は80歳くらいまで?


何しろ設計事務所をやってれば全員受けに来ますので・・
そこらの事務所の偉いさんなんかもいっぱいいるのです。



そんな爺さん達、まだまだ元気いっぱいです。


彼らは仲間内で集まって受けに来たようで・・
それかどこか大きな事務所に勤める同僚なのかもしれませんが・・
大きな声で話しています。


私、前回落ちちゃいましてね・・
俺なんか3回目だよ・・
いいかげん受かりたいね終了考査・・




彼らは真面目に講習会を受けに来ているのですが、終了考査に受からないようなのです。


いえいえ決して彼らは頭が悪いわけではない、立派に一級建築士試験に合格して事務所を長年切り盛りしてきた人たちです。
なのに終了考査に受からない。



試験が難しい?
いやいやそんなことではない。


間に合わないのです。
時間内に問題を解ききることが出来ない。
それくらい試験時間が足りない。


問題全部をちゃんと読んでマークシートを記入、それだけでもう時間いっぱい。

お年寄りでは頭の回転がもう、そうようするに若くない。



それってどうよ・・



あと15分時間があればみんな合格じゃない?
なんだかな~



見えないし・・
時間短いし・・



ようするに・・
年寄りはとっととみんなやめろってことなんでしょうか?


たぶんそうなんだろう。


これからの世の中・・
若い人より年寄りの方が多いんだぞ!







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