ちょっと話は変わりますが・・
知らないほど怖いことはないといえば・・
以前こんな現場に出くわしたことがあります。
私の現場ではないのですが、とある現場でちょっとしたトラブルがあっていろんな人が呼ばれたり頼まれたりしてやってきて話し合いが始まったときのことです。
そこにはお客さんに相談を受けたとある大建築家である大学の先生もやってきていました。
建築関係者なら誰もが知る人で・・
顔見たらみんなびびります。
そこに何だか誰に呼ばれたかわからない自称建築士の先生様が別でいらっしゃっていまして大先生や私やゼネコンの偉いさんを差し置いて勝手に仕切りだしたのです。
なんじゃこれは！
ああしろこうしろ・・
馬鹿野郎が・・
と。
まあ、頼まれてきたのでうれしくなって頑張っちゃったんでしょうね・・
で、しまいに大先生にまで命令しだしたのです。
廻りは大慌て・・
するとそれが気にくわなかったのか、大先生に向かって・・
えらく偉そうにしてるおまえは誰だ！
っと一喝したのです。
が、先生は人が出来てます。
私は○○といいますが・・
すると彼は・・
私は一級建築士だぞ！
と建築士免許証を出して見せたのです。
いや・・
私も彼もその人も、ここにいる人の半分は一級建築士なんですけど・・
で・・
建築士免許証を見せろ！
と大先生にいうのです。
確かに建築士免許証は契約の際とか申請の際とかに携帯するよう決まってますが、そんなもん常時携帯している人なんていません。
車の免許じゃあるましし・・
私だって持っちゃあいない。
なので彼以外は誰も持ってない。
すると彼は一喝！
大先生に向かって・・
このニセ建築士め！
あ～こわ！
知らないって怖い・・
その後どうなったのか私は知りません。
聞きたくもない。
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