『リトミック・ピアノ教室 音楽スペースHoihoi♪』ゆみ先生の長女Kちゃんが、先月、ワンレッスンを受けにきてくれました。
Kちゃんは音大生。
選択授業の美術の課題で絵本を作ることになり、色えんぴつの重ね塗りの学習に来てくれたのです。
習得が早く、センスが良く、さすが絵心がある人はちがうなあ…。
2時間のレッスンの後、お家で完成させて、わざわざアトリエぽーぽーまで、持ってきてくれました。
こちらが完成品です。
桜の花には水彩色鉛筆を使いました。
桜の幹は、4色の茶系色鉛筆を重ね塗りしています。
パンダちゃんの楽しそうな表情に、絵本を見る子どもたちは、これからどんなお話が始まるのかなあ、とわくわくしそう。
花火には水彩色鉛筆を、背景にはパステルを使っています。
初めて使うと言っていた水彩色鉛筆ですが、たちまち塗り方をマスターしました。
紙をこすらず、大きな動きで水を伸ばしていくのがポイントです。
このページはほとんどお家で塗ったので、初めて拝見したのですが、上手でびっくりしました。
水彩色鉛筆の濃淡の加減が素晴らしい〜。
麦わら帽子も立体感が出ています。
文字の後ろだけ黄色くしたのはいいアイディアです。
半分ずつ背景の色を変えたんですね。
黄色や赤で染まった鮮やかな秋と、高い空に晴れ渡るすがすがしい秋。
国旗がとっても丁寧に塗られています。
柿やどんぐりにはハイライトをつけて、光沢感を出しています。
もみじ、いちょうの塗り方、すっかりこなれていますね。
雪景色!
幻想的です。
夜空の色は、グレーと茶系を使ったのでしょうか。
奥深い山の、やや暗めの空の雰囲気がよく表現されています。
上の絵から一転して、かまくらや七輪のあたたかさが、プレゼントいっぱいで心温まるクリスマスにマッチしています。
包装紙の模様の色合いも可愛い〜。
お花のグラデーション、明るめの空の色、光の輪。
輝かしい春が、絵本を見る子どもたちの心にも戻ってきたことでしょう。